2021年2月10日
川崎汽船株式会社

 

 2021年2月9日、当社とコンテナ船事業統合会社であるOcean Network Express (以下、ONE)社は、ONEシンガポール本社が当社より傭船しているコンテナ船における事故を想定した大規模事故対応演習を実施しました。

 

 今回の訓練は、本船がドイツハンブルク港近郊のエルベ川を航行中にエンジントラブルが発生、コントロールを失い座礁し、本船から危険物を含む数十個のコンテナが川に落下、また燃料油の漏油が発生したという想定で行われました。

 

 当社やONEシンガポール本社のほか、ONE欧州統括本部、本船の船舶管理を行う“K” Line Ship Management (Singapore) Pte Ltd.など多数の関係者が、事故発生時に行うべき社内外および関係当局との報告・連絡プロセス、被害拡大防止のための緊急連絡、処置、また広報活動等の手順について確認しました。また演習では当社と関係者間の連携にオンラインツールを活用しました。

 

 当社は経営計画において、「安全」「環境」「品質」の取り組みを拡充・加速させることを重点課題に位置付けています。今回のような演習を通じて不測の事態に備えるとともに、関係者間の連携を強化し、安全運航、環境保全、輸送品質の向上を推進してまいります。

 

当社の事故対策本部(東京)
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当社の事故対策本部(東京)
ONE本社での対応の様子(シンガポール)
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ONE本社での対応の様子(シンガポール)