2020年12月11日
川崎汽船株式会社

 

 当社では、毎年実施している安全キャンペーンを12月1日より開始しました。安全キャンペーンは、事故やトラブル事例などを運航船舶やその関係者と共有し、意見交換する事で安全運航の向上を図る目的で開催しているもので、来年1月末までの実施を予定しています。

 

 現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、乗組員の交代や訪船活動が著しく制限されています。このような中、今年のキャンペーンは、本船乗組員をはじめ、傭船船主やグループ船舶管理会社の皆様のご協力もいただきながら、“調和・結束・団結”を大きなテーマに掲げ、日々の安全運航・環境保全維持・向上に取り組んでいる船機長、および乗組員との意見交換を行ない、安全運航への意識を向上し、コロナ禍のもと安全運航の為に戦う同志としての結束を一層高める機会としてまいります。

 

 本年の安全キャンペーンでは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、Web会議システムを最大限活用した船陸双方向のコミュニケーションにより、活発な意見交換を実施しています。12月1日にはオンラインによる訪船の第1回として、東京本社、シンガポール拠点の船舶管理会社と世界で航行中のコンテナ船7隻、計9拠点をオンラインで繋ぎ、過去の事故事例を題材に「安全運航の重要性」について意見交換を行いました。会社方針や各種安全対策を説明、また現場からの生の意見・提案を聴取することができ、安全運航という共通の目的に向かってそれぞれの使命を再確認する大変有意義な機会となりました。

 

 社会を支える海運業にとって、安全運航の確立は不変の使命です。当社は、今後とも「本船を一人にしない」を合言葉に“調和・結束・団結”をテーマとして、船陸間のコミュニケーションツールを最大限活用しながら、安全運航の維持・向上を図ってまいります。

オンライン訪船の様子(イメージ)
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オンライン訪船の様子(イメージ)
オンライン訪船の様子(東京本社)
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オンライン訪船の様子(東京本社)