2020年6月8日
川崎汽船株式会社
当社は6月5日に「“K”Line Group 環境アワード2020」表彰を開催しました。
同アワードは、「“K”LINE 環境ビジョン2050」で定めた方向性のもと、川崎汽船グループで働く役職員が取り組む優れた環境保全貢献活動を表彰するものです。2015年の創設から6回目を迎えた今回も、国内外のグループ会社から多数の応募があり、「独創性」「難易度」「環境貢献度」「継続性」「波及性」等の観点から選定された最優秀賞1件、優秀賞6件の活動が、当社の明珍幸一社長によって表彰されました。
川崎汽船グループは、「“K”Line Group 環境アワード」を通じ、グループ内の環境保全活動を広く共有してグループ全体の取り組みとして普及・啓発活動を進めるとともに、「“K”LINE 環境ビジョン2050」で掲げた持続可能な社会と青く美しい海を次の世代に伝える使命を果たすため、これからも積極的に環境保全・生物多様性保全に貢献してまいります。
「“K”Line Group 環境アワード2020」の受賞者は以下の通りです。
最優秀賞 (1件)
海洋環境整備船が広島湾で回収した西日本豪雨発生時の浮遊ごみ・流木等の陸揚げ作業支援活動(株式会社シーゲートコーポレーション)
2018年7月に発生した西日本豪雨災害で広島湾へ流出し、海洋を汚染するだけでなく日々の船舶の運航を危険に晒していた海洋浮遊ごみに関して、国土交通省中国地方整備局は同局所有の海洋環境整備船『おんど2000』を使用して回収作業を行っていました。2019年シーゲート社は自社の60トンクレーン車や技能職員を動員して、この回収ごみの陸揚げ作業に従事しました。同社は2019年度に同作業を5回、本業である鋼材の内航船からの揚げ荷作業の合間に実施し、合計で約100トンの海洋浮遊ごみの処理に協力しました。
優秀賞 (6件、順不同)
- 大井2号ターミナルにおけるガントリークレーン駐機方法改善によるタグボート使用回数の削減
株式会社ダイトーコーポレーション - 地域密着型の海岸清掃による海洋環境保全活動
"K" Line Chile Ltda - オフィスで環境に配慮した慣行についての意識向上
"K" Line Pte Ltd - 使い捨て黒色プラスチックゴミ袋をエコバッグに切り替え
"K" Line Container Service (Thailand) Ltd. - 食品の再配布
Century Distribution Systems, Inc. (Hong Kong) - 事故撲滅、環境保全、業務効率性の全体レベルを高める業務改善運動
日東物流株式会社
<授賞式の様子>
オンラインでの受賞者プレゼンテーション
最優秀賞受賞者との記念撮影(オンライン)