2019年6月14日 
川崎汽船株式会社

 

当社は、米国海洋大気庁(NOAA)が運営する北米西岸海域での減速航行プログラムへ積極的に参加し、2018年通年において高い達成率が認められ、Gold Awardが授与されました。

 

このプログラムはサンタバーバラ海峡及びサンフランシスコ湾岸におけるクジラの保護を目的とし、同海域を航行する船舶に減速航行を求めるものです。

 

当社は昨年2018年より本プログラムに参加し、同年7月から11月の間、指定された海域において当社が運航する自動車船での減速航行の高い実績が評価されました。

 

また米国ロングビーチ港では、2005年から14年連続で「グリーンフラッグ」の表彰を受けました。同港では沿岸の大気汚染を防止するために沿岸から40マイル(約74キロメートル)以内の海域において自主的な減速航行を求めるプログラムを行っており、2018年通年においても当社運航船による減速航行について90%以上の高い達成率が認められたものです。

 

川崎汽船グループは、「“K”LINE 環境ビジョン2050」で掲げる持続可能な社会と青く美しい海を次の世代に伝える使命を果たすため、世界各地各港の環境保全への取り組みに積極的に参画し、これからも環境保全・生物多様性保全に貢献してまいります。