2018年10月22日 
川崎汽船株式会社

 

 10月18日、フィリピン共和国パサイ市の当社トレーニングセンター“K” Line Maritime Academy Philippines (KLMA(Phil))において、当社のフィリピンにおける船員育成活動25周年、並びにトレーニングセンターの拡張工事完工を祝う式典を行いました。
 式典は、長年に渡り当社船員育成活動を支えてきた関係各社のほか、多くの歴代現地スタッフも出席し、盛大に執り行われました。

 当社のフィリピンにおける船員育成への取り組みは、1993年の“K” Line Maritime Training Corporation (KMTC) の設立に始まります。
 KMTCはその後、2008年2月に現在のパサイ市にマニラ海事技術者研修施設“K” Line Maritime Academy Philippines (KLMA(Phil))へと場所を改め、当社の事業基盤である「船舶の安全運航と環境保全」を支えるための大きな柱の一つとして、優秀な海事技術者の安定的な確保と育成に取り組んでまいりました。
 今年3月2日には、トレーニングセンターに隣接する形で最新の医療機器を備えた船員用クリニックや225名が利用可能な宿泊施設を有する新ビル「OCEAN BREEZE」がオープンしました。また、去る7月31日には、最新鋭の研修機器を配したトレーニングセンター自体の改築工事が終了し、年間10,000人の受講生を受け入れる体制が完了しました。

 当社は、来年創立100周年を迎えます。今後とも、常に時代に即した高品質の研修や訓練を展開することにより、次の100年に向けて、良質な船員の安定的な確保と育成に努め、更なる安全運航体制の強化を図ってまいります。

(式典で挨拶する綾 清隆 執行役員)
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(式典で挨拶する綾 清隆 執行役員)
 (KLMA Buildings)
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(KLMA Buildings)