2010年07月20日
川崎汽船株式会社
ケイライン・マリタイム・アカデミー 第4回グローバルミーティングを開催
当社は、“K” Line Maritime Academy (KLMA) 第4回グローバルミーティングを、2010年7月14日、15日の2日間、東京に於いて開催しました。 会議には世界各地のKLMAインストラクターの代表、インハウス船舶管理会社および関係マンニングエージェントの代表、黒谷社長を始めとする当社役職員含め、総勢80名を超える関係者が参加しました。
初日のインストラクター会議では、KLMA(本部)および各KLMAインストラクターが、世界各地で行われている船員研修の現状や改善点について話し合いを行いました。
また、KLMAマスタープランの中で、重大海難事故を防止するための研修として位置付けているブリッジ・リソース・マネジメント(BRM)/ブリッジ・チーム・マネジメント(BTM)研修を強化するため、新たに作成した研修シナリオのデモンストレーションを行い、シナリオの内容や同シナリオを使用した研修効果を確認しました。
2日目の全体会議では、KLMA(本部)から船員確保育成のための諸施策進捗状況について説明があり、各船舶管理会社から各社独自の船員教育に関する取り組み、各KLMAのインストラクターからは世界各地での状況や取り組みが紹介され、これらについて活発かつ前向きな討論が行われ、今後のKLMAの取り組みについて認識が共有されました。
続く7月16日には、各KLMAインストラクターが自身の訓練のために、社外研修を受講しました。
これらの共通認識に基づき今回改訂されたKLMAマスタープラン2010に従い、当社グループ一丸となって当社の安全基準を満たした良質な海事技術者の育成と確保をさらに押し進めて、安全運航を確保し、当社ブランドである「安心・安全・信頼」の維持・向上を図り、見直した中期経営計画“K” LINE Vision100 KV 2010のテーマである、「共利共生と持続的成長」を達成して行く所存です。