2024年12月19日
川崎汽船株式会社
川崎汽船株式会社(以下、「当社」)は、当社本社において、12月16日にLNGグループ、17日にカーボンソリューション事業グループ、それぞれのグローバル会議を開催しました。
会議には、海外8拠点から計17名のナショナルスタッフおよび在勤員を迎え、活発な議論を行いました。
LNGグループでは、中計経営計画における当グループの位置づけや役割、直近の進捗の共有を行った他、各拠点から、この1年間の活動の振り返りや現状の課題について発表を行いました。また、今後のアクションプランとして各地におけるマーケティング戦略などを議論しました。営業と船舶管理の「海陸一体型の顧客密着サポート」を継続強化することで競争力に磨きをかけ、今後も各拠点で連携して案件獲得を目指します。
カーボンソリューション事業グループでは、社会の脱炭素化支援事業の一つとして取り組んでいる液化CO2輸送事業を中心に、世界各地の拠点と事業戦略に関する活発な議論を行いました。なお、当社グループの液化CO2輸送事業においては、今般世界初のCCSバリューチェーンプロジェクトであるNorthern Lights向け新造液化CO2船“NORTHEN PIONEER(ノーザン パイオニア)”が竣工し、運航を開始しました。本事業から得られるノウハウを当社グループ全体に展開し、今後国内外で進むCCSの事業開発に貢献することで、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指します。
今後も定期的なグローバル会議の開催を通じて、部門のありたい姿をグローバルの観点で共有し、各拠点での活動や拠店間の連携を深めて競争力を強化し、顧客密着型のサービス向上に努めます。当社は、エネルギーミックス転換の過渡期において高品質の輸送サービスを提供し、自社および社会の低炭素・脱炭素化へ貢献してまいります。
【グローバル会議の様子】
LNGグループ記念撮影

カーボンソリューション事業グループ 記念撮影
