2019年11月28日
川崎汽船株式会社

 

川崎汽船株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:明珍幸一、以下「川崎汽船」)とFueLNG Pte Ltd(本社:シンガポール、取締役会長:Mr. Chris Ong、以下「FueLNG社」)は、FueLNG社が保有・運航する7,500㎥型LNG燃料供給船の船舶管理契約を締結致しました。

 

LNG燃料供給船(イメージ)図)
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LNG燃料供給船(イメージ)図)

本船は2020年下期にFueLNG社に引き渡された後、世界最大の燃料供給拠点であるシンガポールにおいて初のLNG燃料供給船としてサービスを開始する予定です。

 

川崎汽船グループが36年以上に渡って蓄積したLNG輸送及び船舶管理の知見と、FueLNG社の160回以上に及ぶTruck to ShipによるLNG燃料供給の知見を活かし、安全且つ安定的なLNG燃料供給サービスの提供に従事して参ります。
 


LNG燃料は重油に比べて大気汚染物質や温室効果ガスの排出を低減でき、国際的に強化される船舶の排出ガス規制への対応としても、重油に代わる有力な燃料と位置付けられています。

 

川崎汽船グループは環境に関わる長期指針「環境ビジョン2050」に基づいてGHG排出削減の取組みを促進し、世界中の多くの人々により環境に低負荷で高効率な物流サービスを提供して参ります。

 

川崎汽船は、シンガポールでの安全且つ安定的なLNG燃料供給を実現し、LNG燃料の普及と環境保全に貢献して参ります。

 

*FueLNG Pte LtdはKeppel Offshore & Marine Ltd (Keppel O&M) とShell Eastern Petroleum (Pte) Ltdの合弁会社で、ワールドワイドでのLNG燃料供給のネットワーク構築や、船舶燃料としてのLNGの利用促進に取り組んでいます。