自動車船事業


“K” Lineは世界初の自動車専用船を開発、輸送サービスに投入しました。
日本発着以外に、三国間輸送も積極的に展開しており、安全且つ迅速に輸送するよう努めています。

運ぶモノ

自動車(新車、中古車)、建機など

仕事

企画/輸送需要を見極めて、船をどこからどこへ向かわせるのか検討
営業/自動車メーカーなどのお客様に対して需要に応える輸送を提案、運賃の交渉など
運航/各船の船長に対して運航計画の指示、各港の代理店との連絡、船のスケジュール管理など

Oregon Highway

 

自動車の輸送は写真のような自動車専用船を使って行ないます。箱型の船の内部は屋内立体駐車場のようになっており、最大級の船は一度に7,500台の車を積むことが可能です。“K” Lineの自動車船は海の上で自動車を安全かつスピーディーに輸送すべく原則「○○Highway」という名前がついています。

Rockies Highway

 

船が港に到着すると積荷の自動車が岸壁に並んでいます。日本車を世界各地に運ぶのはもちろんのこと、日本を経由しない輸送も数多く取り扱っています。皆さんが世界各地で目にする車もこうした船に乗って遠い国から輸送されてきたものかもしれません。

Nippon Highway

 

停泊中の自動車船に次々と車が積み込まれます。大切なお客様の製品を傷つけることなく輸送するために自動車輸送には高度な品質管理が求められます。そのため自動車専用船による輸送を行う船会社は世界でも数社しかありません。

第10TOYOTA丸

 

“K” Lineは1970年に日本で初めて自動車専用船を建造、このとき命名された「自動車専用船(Pure Car Career)」という名称は、PCCという海運用語にもなっています。

ドライバルク事業


ばら積み船による鉄鉱石、石炭、穀物(トウモロコシ、小麦他)などを輸送しています。
最近では中国、インドなど経済成長の著しい国が国内の社会インフラ整備に伴って大量の資源を必要としています。
そのため多くのバルク船が中国やインドへ物資を運んでいます。

運ぶモノ

鉄鉱石、石炭、穀物、その他鉱石物、鉄鋼製品など

Cape Enterprise

 

9つあるHOLD(船倉)に鉱石や穀物などの原料を積み、HOLD上のフタ(COVER)を閉めて輸送します。

HOLD一杯に積まれた小麦。北米からアジア、欧州などに輸送します。

遠くブラジルの港で鉄鉱石を積むバルク船。製鉄に欠かせない鉄鉱石をブラジルから日本や中国などアジア地域または欧州地域に輸送します。

“K” Lineが運航する最大級の鉄鉱石運搬船。周りの船、人と大きさを比べてみてください。

エネルギー資源輸送事業


日本と同じようにエネルギー資源が乏しく海外からの輸入に頼る地域、逆にエネルギー資源が豊富でその輸出によって国の経済が成り立っている地域、さらには急激な経済成長により、自国のエネルギー資源だけでは足りずに海外からの輸入を活発に行っている地域、と、エネルギー資源を輸送する需要は世界各地に存在します。

運ぶモノ

原油、天然ガス、石油製品など

原油を輸送するタンカー。長さが300mを超えるような巨大な船で一度に大量の原油を輸送。また“K” Lineでは海洋環境に配慮して、すべてダブルハル船(二重船殻により万が一の船体損傷時の原油流出を防ぎやすい)を運航しています。

天然ガスを輸送するLNG船。天然ガスを超低温(-162℃)で液体化させ、液体のまま船で輸送しています。技術を駆使したハイテク船であり、高度な輸送ノウハウが必要です。

エネルギー資源開発事業


ノルウェー拠点の“K” Line Offshore社では洋上での人類のエネルギー資源開発活動を支援するオフショア支援船を展開。
その他近年では、エネルギー資源開発における海上輸送業務に力を注いでいます。

オフショア支援船

 

エネルギー資源の輸送だけではなく、資源の開発(上流分野)へも参画をはじめています。
2007年 洋上石油掘削設備への物資・資材輸送を行うオフショア支援船事業へ参入。

エネルギー資源の輸送だけではなく、資源の開発(上流分野)へも参画をはじめています。
2009年 大水深掘削船(ドリルシップ)事業へ出資。
写真は大水深掘削船(ドリルシップ)

物流事業


お客様の多様なニーズにお応えするため、グループ各社のノウハウやサービスを組み合わせ、海上貨物輸送だけではなく航空貨物サービス事業、陸上輸送事業、倉庫事業や貨物混載事業等の総合物流事業を展開しています。物流事業を成長に向けた次代の中核事業の一つと位置づけており、不況時にも強い安定収益基盤の強化・拡大に取り組みます。

完成車輸送

 

インドネシア、タイ、シンガポール、インド、オーストラリア、ブラジル、ベトナムなどで陸上輸送を展開。
2017年はチリでの完成車陸送も開始。

ベトナム冷凍倉庫

 

タイで培ったノウハウを生かし、2016年にベトナム・ホーチミンに冷凍倉庫を設立。ベトナムにおけるコールドチェーンの発展に貢献する。

コンテナ船事業


海運業界の中でも最大級の技術革新といえるのが「コンテナリゼーション」です。世界統一規格の箱(コンテナ)による海上輸送の始まりは、物流の効率化に大きく寄与しました。
アジアの海運会社とアライアンスを組むことで、北米・欧州・アジア・南米・中近東・アフリカなど世界各国をつなぐ世界最大規模のネットワークを構築しています。
2017年には、日本郵船(株)・(株)商船三井と世界最大規模の統合会社「Ocean Network Express」を設立。2018年4月より営業開始を予定しており、3社の強みを生かし、最高品質のサービスを展開していきます。

運ぶモノ

食品、衣料品、家具、電化製品、その他様々な貨物

写真は“K” Lineのコンテナ船"Humber Bridge"。物流を支えた世界の架け橋となるべく、“K” Lineのコンテナ船は原則「〇〇Bridge」という名前がついています。

Genoa Bridgeが着くと早速コンテナの積み下ろしが行われます。皆さんが日頃食べているモノ、着ているモノ、目にするモノは世界のどこで生産されたモノですか?コンテナ船による様々な貨物輸送はグローバル化の進む世界の日常生活を根底から支えるサービスと言っても過言ではないでしょう。

北米のDST(Double Stuck Train)サービス

 

船から降ろされた貨物はそのまま鉄道で内陸地まで運ぶことも可能です。陸上輸送も含めた複合一貫輸送サービスも行っています。

環境対策


企業の環境に対する取り組みが重視される中、社会への責任を果すということだけでなく、顧客から信頼される企業となるよう様々な取り組みを行っています。
詳しくは“K” Lineの「社会・環境レポート 」をご覧ください。

そもそも船による海上輸送は環境に優しい輸送モードと言えるでしょう。一度に大量の貨物を運ぶことができるため、輸送単位あたりのエネルギー消費量が他の輸送機関に比べて相対的に少なくなっています。

船は港で待機する際も電力確保などのために燃料を消費します。“K” Lineでは北米西岸にて陸上から電力供給を受けることのできる設備を整えました。これにより無駄なエネルギーの消費を抑え、排出ガスの削減にもつながっています。(青いコンテナは陸上からの電力を受け取る装備として機能)

海上や港での取り組みだけでなく、社内のクールビズ・ウォームビズの推進や海岸の清掃活動への社員の参加なども積極的に行っています。

DRIVE GREEN PROJECT

 

究極の省エネと環境保全を追及するプロジェクトです。
太陽光発電システムやSoxスクラバーを含む多種の次世代型エコシステムが搭載されています。
環境性能が高く評価され、Ship of the year 2016大賞を受賞。

グローバル


世界各地にグループ会社が存在し、計7,000-10,000名のナショナルスタッフがいます。
海運業界で使う外国語は基本的には英語で、海外での活躍舞台としてはアジア、中東、北米、南米、欧州、豪州などがあります。

“K” Lineのビジネスは世界中に広がっています。船員を除く陸上社員数は600名程度ですが、約5分の1の社員が海外に滞在し勤務しています。

世界各地の関連会社には、各地で採用された経験豊かなナショナルスタッフが在籍し、その数は7,000名を裕に超えます。
(写真はタイ現地法人の社内旅行)

コミュニケーションをより活発にするために、“K” Lineでは年に数回、英国、米国、日本の3オフィスに各地スタッフを集めて集合研修を行っています。場所は各地のオフィスですが、学校に例えて“K” Line Universityと呼んでおり、ビジネスだけではなく、異文化理解やコミュニケーション能力の向上など様々な学びの場となっています。