鉄鋼原料グループ

鈴木 翔太(2011年入社)
 

グローバルな海運業界だからこそ
世界の経済発展の一役を担える実感。
夢が現実の形になっていく毎日が面白い。

 

私が契約した資源も発展の一役を担っている。
学生時代の夢が現実になってきた喜びは大きい。

私が海運業界を目指したのは、学生時代に発展途上国に訪れたことがきっかけでした。アジア雑貨の輸入販売を営む叔父の買い付けに同行する気軽な旅でしたが、そこで目の当たりにしたのは、過酷で劣悪な生活環境と、窃盗や物乞いをする難民たち。その状況に衝撃を受け、「発展途上国の経済発展を担える会社に入りたい」という思いを強く抱くようになり、海運業界を目指すきっかけになりました。今、インドネシアやフィリピンで進む電力開発などのニュースを耳にすると、私が契約して輸送した石炭も一役を担っているのだととても嬉しくなります。夢が少しずつ現実の形になってきて、もっと肌身に感じたい、発展していく様を間近で見たいと思うようになり、今の夢は、現地駐在で働くことです。
こうした私の思いを、この会社はちゃんと見てくれます。手を挙げた者には必ず反応してくれて、新人でも意見すれば聞いてくれる。そんな上下や部門の垣根なく風通しの良い社風を、私は就活時から感じていました。一次面接の担当者から最終面接の社長まで全員の方々から「○○(役職)の○○(名前)です、本日はどうぞよろしくお願いします」と笑顔で挨拶していただき、こんな会社があるのかと衝撃を受けました。数社の内定から川崎汽船に決めた理由も、この会社の雰囲気を象徴する挨拶。入社後も気になって挨拶について聞いたところ、特に人事が仕向けていることではなく、自然とある雰囲気だと知り、なおさら川崎汽船という会社が好きになりました。

最初に覚えた英語は3フレーズだけ。
間違っていようと大声で話せば教えてもらえる。

入社して配属されたのが今の部署で、営業を担当しています。今でも忘れられないのが、配属初日、いきなり電話番を任されたときのこと。TOEICが400点台だった私は初めての電話で相手の英語が一言も聞き取れず、焦って切ってしまったんです。すぐにトイレに駆け込み頭を抱えました。「とんでもない会社に入ってしまった!」と。でも、辞めるわけにはいきません。腹を決めて、チーム内で「英語ができません!」と宣言。そして、「もう一回言ってください」「名前は何ですか」「電話を転送します」の3フレーズだけを英語で覚え、大声で電話に出るようにしました。そうすれば、周囲の人が間違いを指摘し教えてくれると思ったからです。すると、数ヶ月後には徐々に英語がわかるようになりました。最近は、各国独特のイントネーションを面白く感じる余裕も少しだけ出てきました。通常3年以上オペレーションを経験した後、営業に配属されるのですが、新入社員でいきなり営業に配属になり、営業をこなすうえで必要なオペレーションの知識を覚えるのにも苦労しましたね。オペレーション担当の人から船長や荷主とやり取りしたメールを見せてもらい、何が起きているのか順を追って必死に理解しようと学びました。営業会議で出てきた難解な言葉は、レコーダーで録音しておいて後から調べたり、質問するように工夫しました。
実は最終面接で社長から、「営業ができるか?」と聞かれていました。もちろん「できます」と答えましたが、我ながらよく言ったと今は思います(笑)。でも、期待されているなら全力で頑張りたい。海運業界の細かい点まで網羅し、世界中にKラインの魅力を発信する存在になることが目標です。

マーケットの読み違いは数万ドルから数十万ドルの損失に。
しかし、この闘いが癖になり、やりがいになる!

現在、国内外で数十社の顧客を担当していますが、すべてのお客様に同じやり方が通用するわけではありません。貨物の輸送運賃にも世界共通のマーケットがあり、どの会社も基本的には準じる為、運賃ではそこまで大きな差は開きません。つまり、私たち営業マンが鍵になります。カッコよく言えば、まさに“会社の顔”となり、「君だから任せよう」と言ってもらえるかどうか。お客様に何度も会って信頼関係を築き、その結果、高収益の成約が取れたときの達成感はたまりません。
本船の手配は、自社船だけでなく、競合他社とも船を貸し借りしてコントロールします。船を貸し借りする傭船料にも、バルチック海運指数(海運マーケット)という非常に敏感な指標があり、感情や噂ひとつで変動します。数時間で数千ドル、数万ドルも変動し、読み違えると大きな損失に。ですから、社外ブローカーと密に連絡を取って市場の噂の真相や動きを探ったり、海外支社との毎日の電話で現地の肌感覚を聞いたりなど、気配りが欠かせません。以前に「今日はもう変動しないだろう、明日でいいや」と帰宅し、翌朝数十万ドルの損失を出しかけたことがありました。そのときは冷や汗が止まりませんでしたね。しかし、こうしたマーケットとの闘いが癖にもなり、やりがいと面白味につながっていることも確かです。

一日のスケジュール

08:00

スヌーズを何回もかけ必死の想いで起床。マッハで用意を済ませて電車へ乗り込む。

09:00

デスクに着席後、サンドウィッチを片手に前日の海運マーケットとメール、本船の動静をチェック。
大きなトラブルも起こってなさそうで、ほっと胸を撫で下ろす。

10:00

10時をすぎるとアジアが次第にオープンし、日本、韓国、中国、シンガポール等各国から様々な要望・案件が飛んでくる。
各国から電話。独特なイントネーションの英語にあたふたしながら、返答案を捻り出す。

12:00

今日は昼会議もないのでチームで昼食へ。昼食中に午後の案件をチーム長へ簡単に説明しアドバイスを貰う。
プライベートな話にも花が咲き、午後へ向けてリラックス。

13:00

新規の貨物輸送案件到来。マーケットの状況、船影、センチメントを即座に捉え、チーム内で協議の上、運賃オファーを顧客へ提出。獲得できますように!

15:00

今日は週に一回の顧客との面談日。先方事務所へ向かう時間で話す内容をイメージする。
打ち合わせ中、雑談が盛り上がる。もっと話したいがグッと堪えて、仕事の話へ。
昼過ぎに提出した輸送案件の結果をその場で教えてもらう。見事成約!

17:00

帰社後、先方との打ち合わせ内容を社内展開。
特記事項は各本船オペレーターにも口頭で直接説明する。

19:00

退社。同期と一杯。予想以上に呑んでしまいトイレへ駆け込む。明日遅刻したらごめんなさい…

就職活動のアドバイス

仕事が人生を決めるわけではないですし、仕事が人生のすべてではありません。でも、新卒で入社した会社から受ける影響は非常に大きいと思います。就活を良い機会に、真剣に人生を振り返り、本当の自分を探ってみてください。自分発信でバリバリ仕事を進めたいなら、川崎汽船は最高の環境なのではと思います。自分の意見を言える人を私たちは待っています。

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