経理グループ

久保田 妙絵(2006年入社)
 

全世界、約300社の連結子会社の財務諸表を
ミスなくまとめあげることのやりがい。

 

スケールの大きさと世界とのつながり、
そして何よりも「人」に魅力を感じて入社。

学生時代に将来の仕事について考えたとき、まず浮かんだのは「広く世の中に貢献したい」ということでした。いろいろな職種、業界で実現できることだと思うのですが、私は表に出るよりも縁の下の力持ちとして陰ながら支える役割を担いたいと思い、物流業界を軸とした就職活動を開始。様々なセミナーや説明会に出席するうちに海運業界に強く興味を持つようになりました。大きな船で物を運ぶスケール感にワクワクするのとともに、国際情勢が直接業務に影響するグローバルなところに惹かれました。なかでも川崎汽船を選んだのは、説明会や面接で出会った人たちが魅力的だったから。穏やかななかにも秘めた情熱を感じさせてくれる方ばかりで、「一緒に働きたい」と思えたのが入社の決め手となりました。
今も感じていることですが、すべての社員が熱意を持って仕事に取り組んでいます。それは、たとえ新人でも一人前の仕事を任されることによって、早くから責任の重さとともにやりがいや海運業へ携わっていることへの誇りを感じられるからだと思います。だからこそ、経験が浅い新人の声にもきちんと耳を傾けるなど、お互いを尊重する社風が息づいているのだと感じています。

ミスの許されない決算業務。
大事なのは段取り・準備・情報共有。

現在は経理グループの連結決算チームに所属しています。世界中に展開するグループ会社のうち、連結決算の対象となる約300社の財務諸表を収集し、連結財務諸表を作成するのが仕事です。私はアメリカやドイツの連結子会社を担当していますが、業種によって財務諸表の内容は変わってきますし、それぞれの国の会計基準に沿って作成されていますので、単なる書類の確認では済みません。正しい連結決算数値を作るためには、どんな事象が発生してどのように財務諸表に反映されたのかをきちんと理解する必要があるため、現地担当者と電話やメールで幾度となく連絡を取り合うことも。
このような財務諸表の内容確認から、連結決算上の経理処理、開示資料の作成までを約2週間で行うのですが、短期間でまとめあげるためには、どれだけ事前に段取りを整え準備しておけるかが鍵になってきます。また、社内で情報を共有し、伝達漏れや認識違いのない状態を作っておくことも大切です。少しでも準備や段取りに不足があったり認識違いがあったりすると、作業がスムーズに運ばなくなりますので、段取りを整えて仕事を進める重要性を痛感する毎日です。
一方で、連結財務諸表の発表日は決まっていますので、それまでに仕事を完成させるという目的意識をチーム全体で共有できていることには、ある種の心地良さを感じます。ともに手を携えてゴールを目指すという一体感、チームワークの大切さを味わえるのも、経理業務ならではの魅力だと感じています。また、作業の成果を決算短信や有価証券報告書、四半期報告書などの形にして世の中に出し、当社グループの現在の姿を正しく伝える一助となれることに、とてもやりがいを感じています。

ジョブローテーションを推進しているから、
ゼネラリストとして成長できるチャンスがある。

今は経理を担当していますが、もともとはまったく知識も経験もありませんでした。実務をひとつ一つこなしながら、勉強を重ねて対応してきたというのが正直なところです。当然最初は不安もありましたが、「新たな知識を増やすことができる」という楽しみのほうが大きかったかも…。実際、経理の知識をどんどん深めることで、会社以外の社会生活を送るうえでも役に立つことが多く、ある種の役得だと感じています(笑)。
そもそも川崎汽船はジョブローテーションを推進しているため、いろいろな部署に配属される可能性があり、その都度新たなチャレンジができるのが良いところだと思っています。私自身、今まで自動車船グループや、経理グループのなかでも単体決算チームを経て現在に至りますが、現場から川崎汽船単体、そして全世界のグループ会社とミクロからマクロへ順序良く視野を広げてこられたため、具体的にどのようなことにお金がかかっているのか、細かいところまでイメージできるようになりました。次は、チャンスがあれば是非、お金を実際に動かす財務に携わってみたいと思っています。特定の一分野だけでなく、いろいろな分野に詳しいゼネラリストとして成長できる、それが川崎汽船でキャリアを積むことの魅力のひとつなのかもしれませんね。

一日のスケジュール

08:00

起床。
08:30 会社へ向かう。ヘッドホンで音楽を聴き気分を高める。

09:00

メールをチェック。
海外のグループ会社から、会計処理に関する問い合わせがあり回答する。
事前に疑問や不明な点をクリアにしておくことで、決算作業がスムーズになる。

10:00

10:30 連結会計システムの整備。前回の決算作業で見つかった改善点を反映すべく、システム部門に「ここを変更したい」と具体的な要望を伝える。

12:00

同僚と昼食。激辛麻婆豆腐で気分を高める。

13:00

次の四半期決算に向けて会計士に会計処理を相談。
会計士の目の付け所、考え方は勉強になる。

15:00

会計士の意見を参考に、連結調整仕訳を作成。
意外とベテランも間違える、貸借間違いには注意。

16:00

他部門に、連結範囲の決定に欠かせない関連会社情報の収集を依頼。
基となる情報がないと、そしてそれが正確でないと決算は進められない。
毎期の協力に感謝。

17:00

17:30 今日の仕事終了。「夕飯はお好み焼きを作ったよ」との夫の連絡に気分も高まる。
私は洗濯を担当しよう。

就職活動のアドバイス

私は就職活動中に、「自分は何をしているときに幸せなのか」、「何をするときに喜びを感じるのか」ということを初めてじっくり考えました。その結果、自分が「縁の下の力持ち」としての役割を望んでいることがわかり、進む先を見据えることができました。業種や企業の内容を調べることも大切ですが、本当に自分がその仕事をして幸せに感じるのか、今までの経験を振り返ってイメージしてみることも必要ではないかと思います。入社してからのミスマッチを防ぐためにも、まずは自分をしっかり見つめてみることをおすすめします。

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