
ドイツの重量物専業船社SALグループを通じて、エネルギー産業やインフラ関連の大型貨物を主に輸送しています。2011年6月末をもって同社の全シェアを買い取り、完全子会社化しました。

さまざまな形や大きさの貨物を安全に輸送し、荷役を行うためには高度な技術が求められ、高性能なハード(船舶)だけでなく、荷役の取り扱いにおいて、専門的で正確な技術を身につけたソフト(人材)が欠かせません。
SAL本社には、優秀な乗組員と造船工学に長けた工学系技術者が、効果的かつ安全な積み付け方法の研究を、日々海と陸から協調して推し進めています。その上、船員教育の面でも川崎汽船と協力しSAL専用の合弁マンニング会社をフィリピンに設立するとともに、川崎汽船グループの船員研修施設(ケイライン・マリタイム・アカデミー)でSALの船員の訓練も行っています。今後も貨物を安全に扱うための高い技術を身につけた人材の育成を継続的に進めていきます。
安全な貨物輸送に欠かせない、コンピューターによる積み降ろし作業のプランニング
荷役作業中の船員
SALグループは、1980年にドイツで創設された重量物専業運搬会社で、吊り上げ能力600~2,000トンのクレーンを装備した16隻のフリートを有し、幅広い輸送需要に対応しています。営業・運航・船舶管理を全て自社グループで行っており、重量物輸送専業船社として初めて、HSE(Health, Safety and Environment)の資格(OHASAS18001*1、ISO14001*2)を取得するなど、高い環境基準を満たしている会社でもあります。全世界に12カ所の営業拠点を構え、SALの高度な海技力や知識に裏打ちされた営業力と川崎汽船のグローバルネットワークをいかした事業展開を図っていきます。

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