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トップ > ニュースリリース > 圧縮天然ガス輸送研究における戦略的提携について

2002年07月23日
川崎汽船株式会社

圧縮天然ガス輸送研究における戦略的提携について

 当社は、米国東部時間7月22日、EnerSea Transport LLC(本社:米国テキサス州ヒューストン)と、圧縮天然ガス(CNG:Compressed Natural Gas)輸送研究における戦略的提携に合意しました。今後、EnerSea社の開発したCNG海上輸送システム「VOTRANS™」の商業化への共同研究・開発を進めてまいります。

 現在、天然ガスの海上輸送は、液化天然ガス(LNG)に加工して輸送する方法が一般的です。そのために、積地側でガスをおよそマイナス160℃まで冷却する「液化」と、揚地側で気体に戻す「再気化」が必要となり、大規模プラントなどの建設に多額の費用を要しています。一方、CNGの場合には、天然ガスを気体のまま輸送するため、陸上設備への投資が削減可能です。さらに、船積み・荷揚げは海上のブイ係留・荷役装置を用いて行う方式を想定しており、港湾設備の建設も必要ありません。

 CNGは、天然ガスのユーザーにとって大幅なコストの削減や、中小規模のガス田開発、液化・再気化施設を持たない国・地域への事業展開につながるだけでなく、設備面での環境への負担も低く抑えることができ、特に近距離・中距離の天然ガス輸送分野において、今後の需要の拡大が期待されています。

 今回の共同研究には、造船所として先ごろ当社の運航する5500TEU型コンテナ船7隻を建造した現代重工業(韓国)が参画します。また、船の安全性を確認する船級協会として、アメリカン・ビューロー・オブ・シッピング(米国、ABS:American Bureau of Shipping)をパートナーに迎えています。ガス輸送船の建造にも豊富な実績を誇る現代重工業の技術と、ABSの豊富な経験、当社の長年培った安全・効率輸送のノウハウが加わることで、CNGの海上輸送は本格的な商業化実現に向けてさらに大きく前進します。

 当社は、今年4月にスタートした新経営計画「KV-Plan」における事業戦略の一つとして、「輸送技術革新の追及、安全輸送の徹底と環境保全への取り組み強化」を掲げており、世界初となるCNGの商業海上輸送は、まさにこれに相応しい事業と言えます。当社は、この分野のパイオニアとして、次世代の天然ガス輸送の変革へより一層の努力を続けてまいります。

CNG船イメージ図

以 上

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