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トップ > ニュースリリース > 新造8000TEU型コンテナ船の主機など仕様決定-環境保全にも配慮

2004年05月06日
川崎汽船株式会社

新造8000TEU型コンテナ船の主機など仕様決定-環境保全にも配慮

 川崎汽船はこのたび、株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHIMU)で建造する8,000TEU型コンテナ船4隻(2006年~2007年完工予定)に搭載の主機関に、MAN- B&W12K98ME機関を採用することを決定いたしました。

 当初から電子制御機関の採用を前提として計画する一方、機関型式についてはMAN-B&W ME機関、SULZER RT flex機関いずれとするかを検討してまいりましたが、当社グループではMAN-B&W機関の採用事例が多く、船舶管理会社や乗組員にとって取り扱いの面で習熟度が高く管理しやすいことや他コンテナ船シリーズで採用しているMAN-B&WK98MC機関との部品共用化を進めやすいこと、さらに就航船実績での信頼性が高いことなどを考慮いたしました。

尚、機関製造は三井造船株式会社と川崎重工業株式会社の両社で各2台製造することに決定いたしました。

当社の電子制御エンジン採用実績は2005年竣工の5,000台積自動車船 3隻に続くものです。部分負荷時の燃料消費効率改善が期待でき、また本船出入港時の大気汚染物質の生成を削減できる同機関の特長がコンテナ船では顕著に生かせると期待しております。

また、当社環境憲章『海を含む地球の環境を守りながら社会の発展に貢献していく』を具体化するため、以下のような配慮をしています。

1. ミニマム・バラスト船

 バラスト水とともに移動する水生生物による生態系破壊が問題となっていますが、本船は設計により、バラスト水の保持を最小化する船型を開発。復原力確保のためのバラスト水の保有を必要としない船型を採用いたしました。

2. 燃料タンクをダブルハル内部及び二重底に配置

 衝突・座礁時の船体損傷により燃料油が環境に流出することを防止するため、燃料タンクの配置を船側部より内側に配置するとともに、船底部タンクについては海水との比重差(ハイドロ・バランスに)にて流出油の拡大を防ぎます。

3. 大型排ガスエコノマイザー及びターボ発電機システム

 主機関排気ガスのエネルギーを電力として回収することによって、省エネを目指すとともにCO2排出量の削減を図ります。

4. 発ガン性物質を含まない塗料を採用

 塗装作業員/本船乗組員の健康に配慮し、発ガン性物質を含まない塗料を使用します。

5. 全甲板機器に電動モータ駆動を採用

 従来型油圧機器の漏油による海洋汚染のリスクをなくしました。

6. グリーンパスポート(指定有害物質リスト)の所持

 昨年12月のIMOの総会で採択された『シップリサイクルガイドライン』の一部を先取り実施します。

7. オゾン層破壊係数がゼロの冷凍機用冷媒 R404aを採用

 さらに本船は、世界最大級の超大型コンテナ船である事より、船体構造設計では造船所(IHIMU)と船級(日本海事協会:NK)が各々、NK新船体構造基準に則って大型計算機による全船構造モデル解析を行ない、評価を付き合わせ、NKの新船体構造基準に合格した船舶に付与される付記符号『プライムシップ』を取得することでより高い信頼性と安全性を目指すことといたしました。

 当社は今後も、引き続き地球規模での環境保全のための各種諸策を、実施してまいります。

以 上

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