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2011年04月01日
川崎汽船株式会社

入社式社長挨拶

 Welcome aboard!

 皆さん、入社おめでとうございます。

 今日から皆さんを川崎汽船の一員として迎え入れる会社、役職員を代表して一言お話をさせて戴きます。お祝いの言葉を述べる前に、今回の東北関東大震災で尊い命を落とされた方々のご遺族には茲にあらためて深く哀悼の意を表したいと思います。

 皆さんは、昨年の今ごろ海運界が未曾有の不況の真っ只中におかれている頃に就職活動をされ、当社を選ばれた方たちです。その際には本日列席している経営陣の面々から、外航海運が世界の経済および天候、政治等と密接に関連していることの説明を受けたと思います。そして、今日まさに身をもって大震災によってそれが証明された時期に入社されることは、決して偶然ではありません。私自身も神戸で震災に遭遇した際、息子をボランティアに送り出した経験があり、今回の大震災後の事態をきわめて憂慮しております。会社として、そして個人として、被災地の復興のための力になれるような息が長い活動に一緒に取り組んでまいりましょう。

 外航海運業そのものが需要をつくりだすことはありませんが、わたしたちは輸送によって世界経済を支えるという役割を担っております。したがって、川崎汽船の一員となった皆さんにもっとも申し上げたいのは、「グローバルな視点で世界を見る」ということです。グローバリズムという語は、企業にとっては国境を越えて地球規模で経済活動を展開する行為や、自由貿易および市場主義経済を全地球上に拡大させる思想を表しますが、一方で、地球上を一つの共同体とみなし世界の一体化を進める思想でもあります。今は日本が世界中からの支援を受け入れる状況でありますが、これは一つの共同体としての力によるものであると考えます。いわんや日本に本拠を構えるグローバル企業としての川崎汽船にはさまざまな役割を担う機会と責任があることをあらためて肝に銘じたいと思います。

 次に私たちを取り巻く世界情勢に目を転じてみたいと思います。昨年度は、コンテナ船を中心とした運賃修復と世界的なドライバルク市況の好調を反映した業績回復を達成することができました。一方で、昨年末からのケープサイズバルカーの船腹過剰感に加えて、豪州では豪雨による大きな被害が発生し市況が落ち込んでいます。世界的な燃料油の高騰と円高の影響もあり、本年度はきわめて厳しい収支予想をせざるをえません。しかしながら、私は今年を2012年、2013年に向けての基礎固めの年として、来るべき川崎汽船創立100周年に向けての基盤をつくる年にするつもりです。今日入社される皆さんもその基盤づくりに参画してもらうことになります。

 もちろん初めから皆さんに難題を押しつけようとは思っておりません。まずは、それぞれの部署に配属されたのち、自分に与えられた仕事を誰もが理解出来るように家族や身近な人に説明してみてください。そうすることによって、仕事の本質が分かってきますし、自身がとりくむべき課題もはっきり見えてきます。また、わかりやすく相手に説明できるということがコミュニケーションの基礎にもなります。今秋予定される新オフィスへの移転も、当社役職員が直接対面してコミュニケーションを深めることを主眼に決定したことを申し添えておきたいと思います。

 最後に、社内では肩書きに関係なく「さん」付けで呼びあうことになっています。これは全役員・全従業員が隔て無くお互いをプロとして認め、接するという考え方からきております。 皆さんも今日からプロとしての気概と自覚を持って川崎汽船での生活をスタートしていただくようにお願いいたします。自由闊達で進取の気象に富んだ社員になるよう研鑽に励むことを重ねてお願いするとともに、皆さんの今後の活躍を祈念して私よりの挨拶としたいと思います。

黒谷社長

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