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トップ > 投資家情報 > IR資料 > 決算説明会 > ご説明内容(音声の文章化)

ご説明内容(音声の文章化)


本日は皆様大変お忙しい中弊社の決算説明会にご来場戴きまして有難うございます。

誠に恐縮ですが、着席のままご説明をさせて戴きます。

それでは最初に決算概要、このスライドに沿ってご説明を致します。

今、前期の決算ですが、一言で言いますと、海運業界そのものは、まだまだ厳しい状況にあります。
と申しますのは、既にご承知の様に、船腹と貨物の需給が非常に不均衡であること、
それによって、運賃市況が大変厳しいレベルにあること。
こういう環境の中で、我が社も前年度の決算を迎えたわけですが、一言で申し上げると
最後の第4クォーターに、やはり円高の修正というところが相当に寄与致しまして、
最終的にはそこそこの決算を計上することができた、ということでございます。
まあ、冒頭申し上げた様な環境ですから、海運各社、国際的にもですね、専業社などは、
非常に厳しい経営状況で、破綻とか大きな赤字とかいうところがある中で、
我々はやるべきことをきっちりやったということと、最後にその円高の修正ですね、
これ迄相当に収支を圧迫していた、その円高というものが、少し良い方向に修正で
働いているということで、この点が非常に大きかったという風に思っております。


A-1-1 決算概要

それでは 数字の方ですが、前期の第4四半期、売上げ3323億円ということですが、
これは既にご案内の通り、一部の関係会社で決算期を、本社と、川崎汽船と同一にするということで、
2四半期分の計上をしているところがかなりあるということで、
売上げは前期に比べて相当に大きくなって3323億円ということであります。
それから、さっき申し上げた為替の円高修正、円安ですね、そのメリットが
第4クォーターには相当ありまして、営業損益では43億のプラスでしたが、
経常利益が180億円ということで、大きく経常利益は為替によって増えております。
ただ、当期純利益につきましては、第4四半期に、後程申し上げますが、繰り延べ税金資産の取り崩し
という様なこともありまして、第4四半期の当期純利益は13億円に止まっております。
この結果、通期の業績は売上げ1兆1348億円、営業利益149億円、
経常利益286億円、当期純利益107億円。
通期の1年間の平均の為替レートは82円33銭、燃料油価格は671ドルでありました。
因みに第4四半期の平均の為替は90円08、燃料油価格は648ドルでした
それから、為替についてですが、本日適時開示をしております。ちょっとくどいですけども、
申し上げますと、昨年の4月1日から12月31日までの3四半期での為替差益は30億3200万、
これを営業外収益として計上しておりましたが、最後の第4四半期において為替相場が変動したということで、
第4四半期、即ち平成25年1月1日から25年3月31日の期間に為替差益156億1200万円が発生致しました。
これによって、この為替の利益の通算、通期は186億4400万円、
これを営業外収益として計上しております。
この為替差益については主に平成25年3月期末日の為替レートを適用することにおいて発生した
外貨建債権債務の為替評価益によるものであります。

それから繰延税金資産の取り崩しについてですが、これはですね、
平成25年3月29日に国会において拡充トン数税制、トン数税制 既にありますけれど、
これを更に拡充しようという、その新しい改正税法案が、3月29日に成立致しました。
このことによりまして、我が社の将来の税金、支払う税金が減る、イコール課税所得の見込みが減る、
ということで、繰延税金資産を取り崩すことにしました。
金額は125億7100万円。これを法人税等調整額に計上しております。

それからこのリマークのところにございますが、復配。連結当期純利益の黒字化によりまして、期末配当1株あたり2円50銭を予定致します。株主総会に議案として提出する予定でございます。


A-1-2 決算概要(事業別売上高・経常損益)

では次のスライド、同じく決算概要ですが、これは事業別ですね。
ざっと見て戴いてご説明致しますと、コンテナ船、一番上です。コンテナ船のセクターは 、
コンテナ船及び物流事業ということでありますが、この2つの事業で2012年度通期累積5528億円、
経常利益66億円ということであります。
主要なコンテナ船社が、軒並み赤字を出す、一部マースクラインほか 勿論、
利益をあげていらっしゃるところもあるわけですが、川崎汽船も、同様に前年度は
利益を計上することができました。
物流事業とコンテナ船、両方とも黒字ということでご理解戴いて宜しいかと思います。

次は 不定期専用船ですが、こちらも通期で経常利益241億円。
不定期専用船のメイン、コアっていうか、メインのビジネス、ドライバルクと自動車船ですが、
いずれも、そこそこ良い数字が、2012年度は達成することができました。
これも、特にドライバルクは 市況は実は25年来最低という様な市況が 昨年1年間
続いたのですけれども、海外子会社、独立事業運営をしている海外子会社の外貨建債権債務の評価替え、
評価益というものが、かなりあって、そういうものも全部入れますと
バルク事業は100億円を超える利益を計上することができております。

海洋資源開発及び重量物船については、重量物船の競争が相当に激化致しまして、
貨物の奪い合いの結果、運賃が相当低迷しておりまして、残念ながら重量物船は赤字でございます。
しかし、海洋資源開発の方のオフショア・サプライとか、ドリルシップとかは順調に稼動して
利益を計上しております。
ということで、以上が部門別の決算概要でございます。


A-2 通期業績のポイント

次はスライドは、今申し上げたことをサマリーした通期実績のポイントということでございまして、
前回公表した段階と比べますと48億円の増収、増益が126億円ですが、
前回も為替については 一定の円安を見込んで公表したわけですが、それよりも更に円安が進んだ結果、
増益126億円、これをあげることができたということで、殆どが為替によるものという風に
ご理解戴いて良いと思います。


B-1 通期業績予想

以上で今、前期のご説明を終えて、次は 今期の業績予想をご説明致します。
まず売上げですが、上下あまり変わらない数字で、通期1兆1600億円。
営業利益は310億円、経常利益 250億円、当期純利益は130億円。
この利益計画の前提となる為替は、ドル―円 95円。
燃料油は620ドル パー・メトリックトン ということであります。
2012年度に比して、経常利益が若干落ちるじゃないかというご指摘もありますけれども、
冒頭申し上げました様に海運のファンダメンタルズそのものは、やはり残念ながら、13年度、新年度も
昨年同様、ないしは出だしを見ていますと 昨年よりまだちょっと市況的には心許無い。
荷動きもあまり回復してない、こういう状況が続いていますので、
経常利益については、若干 慎重に見ているということでございます。

今申し上げた通期の利益計画を達成する前提で、配当につきましては、年間3円50銭を考えております。
それから、ここにありますけれど、為替、燃料油の変動について、
為替が1円増減しますと13億円の経常利益のフラクチュエーション、変動があります。
それから燃料油価格につきましては、10ドル、トンあたり10ドル変動致しますと、
15億円の経常利益に与える影響がございます。
ちょっと小さくて見えづらいですが、事業部門別にこちらにありますけれど、ざっと言いますと、
コンテナ船は物流事業と合わせて経常利益、通期で80億円の利益予想。計画をしております。
前期と比べて若干、改善する予想をたてております。一層のコスト削減に励むということであります。

不定期専用船については、ドライバルクの市況が、現在までのところ昨年を更に下回る低迷が続いております。
ということでバルク事業の利益が、今期はマイナスとは言いませんけれど、相当程度落ちる、
ということを、そういう計画で今進めております。

但し、自動車船事業の収支が、今期は前期に比べて改善するということであります。ということで若干 慎重に見立てて通期の経常利益予想は250億円ということであります。


B-2 通期業績予想のポイント

次は通期業績予想のポイント。
今申し上げた通りなのですけれど、為替、平均の為替レートが前期と比べますと、
今期95円を設定しましたから、13円円安。それの寄与度が、164億円。
同様にバンカーも670だったものが620ということで、66億円の対前期比で改善要因になると。
しかし一方で、市況が思わしくない。それによって、コンテナ船だけではないですけど、
バルクについても、不採算船の整理、処分、それからコンテナ船の不採算航路の縮小を行ないますので、
営業規模を減らすという様なこともあって、売上げは若干の増益を見ていますが、
利益については若干の減益を予想しております。


B-3 中期経営計画進捗状況

次に、中期経営計画との対比ということで、ご説明をさせて戴きたいと思います。
一番左の項目のところが、2012年度の実績であります。
こちらが、オリジナルの中期経営計画。殆どのところで、昨年度は中期経営計画を上回ることができました。
取り分け、自己資本、中経2600億円に対して3月末で3406億円ということで、自己資本比率も、
一番下にありますけど、23、4%の計画から、実績としては28.9%まで引き上げることができました。

同様に、Debt Equity Ratio、それから現預金を勘案したNetのDERも、相当に改善することができました。
唯一営業キャッシュフローが、中計では670億円と見込んでおりましたものが598億円ということで、
こちらは残念ながら、事業環境表が思わしくないということを反映した数字だと思いますが、
これだけが、計画を下回っているということであります。

13年につきましても、投資キャッシュフローを500億円以内に抑えるという方針の通りに
進めまして、より一層の財務指標の改善に努めるつもりでございます。
ここに数字として書いてありませんが、
手元流動性、3月末の現預金、バランスシートは1621億円ということになっております。
2013年、今年の 4月の4日に転換社債、これを255億円、既に償還致しております。
従って、償還後の現預金は、1370億円ぐらいでありまして、十分すぎる程の流動性を
今確保しているということであります。
もう一つ、2014年になりますと、社債450億円の償還がございますが、現状のペースですと
手元資金から充分返せるということで、資金的な問題は全く無いという風に言えると思います。


B-4 コスト削減の進捗状況

では、次にコスト削減の進捗状況についてご説明申し上げます。
まず2012年度、前年度は、コスト削減280億円を掲げておりまして、実際にはそれ以上に
削減致しまして、325億円を削減致しました。
コンテナ船の構造改革によるコストの削減とか、通常やっていますが、運航コスト、取り分け燃料の削減、
等々を中心になってやっております。
不定期専用船でも、こちらも燃費改善というのが一番大きな眼目になりますが、
こちらも昨年相当に実施致しまして、及び目に見えるところで一般管理費の削減、これも当然やりまして、
325億円のコストの削減を致しました。
2013年度についても、もう、あら方の削減できるところは削減したというのが実情ではありますが、
それはそれ、変動費と言いますか、一般に行っている運航部分でも更にできるところがあるだろうということ、
それから、やっぱり燃料消費を如何にこう、トンマイル当たりで削減して行くかという、このことが
一番重要だと思うのですけど、それを中心に、2013年度も145億円のコスト削減を実施して行きます。
因みにちょっとくどい話になりますが、聞いて戴きたいと思いますが、弊社では、それぞれこれ迄は
各部門別に、燃費削減をやっていましたが、4月から燃費管理室というものを設けまして
全社的に横断的にかつ一元的に削減を管理、燃費削減を強化して行くということを始めました。
これによって更なる燃費の改善、及び、絶対量としてのバンカーの消費を削減するということを
徹底して行きたいと思っております。

因みに、ご参考までに、2011年度と12年度の川崎汽船グループで消費した燃料は、
11年度389万トン、2012年度も 383万トン。
金額ベースでは、11年度は 2074億円、12年度では 2070億円。
単価はいずれも670前後なので、あまり単価は変わりません。
これだけの巨額の費用が毎年出ているわけですが、ここを、本当に5%改善するだけで、
如何に大きな経費削減ができるかということを改めて感じておる次第であります。


C-1 部門別業績動向 コンテナ船

次に部門別の業績動向ということでありますが、
コンテナ船事業部門については、 2012年度は前期比増収で黒字を回復します。
11年度が余りにも悪かったということもありますけれど、12年度は運賃も一定の回復がありました。
それから、不採算船の処分や不採算航路の整理を前広に行なって、収益性を回復しております。
13年度については、ヨーロッパ多少やっぱり心配であります。なかなか荷動きが改善しないだろうと。
ただ北米については、比較的順調ではないかと。
運賃もですね、12年、13年度は12年度とほぼ同じぐらいの水準を保つのではないかという前提で、
利益計画をたてております。
それから、言うまでもないことですが、減速航行を更に進める、配船の効率化を一層進め、
コスト削減を更に徹底するという方針で取り組んでおります。


C-2 部門別業績動向 不定期専用船 ドライバルク

次はドライバルクですが、何度も繰り返しておりますが、
昨年はもう25年来の低水準のマーケットに落ち込みました。
今年、新年度につきましても、殆ど改善の兆しはありません。
船腹受給のインバランスは極めて大きいというのが現状であります。
ただ、何度もこの説明会で申し上げていますが、弊社マーケットに晒される部分を、
できるだけ小さくするという努力をこの数年間継続しておりまして、
今年度ですね、新年度、マーケットの前提はここに書いてあります通り、
2013年度はケープ、上期が1万ドル、下期1万4000。通期で1万2000という前提。
パナマックスが同様に上期8500、下期も8500。
ハンディマックス9500 9500、スモール8000、8000ということで、
やっぱりコンサバといえばコンサバですけど、この程度ぐらいしか今年も望めない、という前提で、
事業利益計画をたてております。

で、ちょっと先程言いかけましたけれども、
既に数年来マーケット・エクスポージャーの部分を減らすということを一貫してやっておりまして、
今年度もケープのフリー船比率は全運航船の10%強ぐらいです。
と言っても、ケープの運航規模が相当大きいので、必ずしも楽観できる数字ではないとは思いますけれど、
2割も3割もマーケットにエクスポーズしてはいないので、
そこそこの、計画は達成できるのじゃないかと思っています。
パナマックスについても、20%強ということでありますので、これもあまり心配しなくても良いかなと。
それから、ハンディマックスとスモール、この辺りは、そもそもが事業構造が、
基本的にはマーケット・ビジネスだということで、止むを得ない部分あるのですけど、
これはマーケット・エクスポージャーが5割を越えているので、
もうちょっと実はマーケットは上がってくれないと、しんどいかなという風には思っています。


C-3 部門別業績動向 不定期専用船 自動車船

次に自動車船ですけれど、
自動車船はですね、昨年は、前年、東日本大震災やタイ洪水がありましたので、
ここからは、この影響からは2012年度は、相当回復致しました。
輸送台数334万台ということで、これは 三国間もひっくるめた全部の数字なのですけれど。
そういう災害の影響は2012年度は何も無かったということですけれど、それにしては若干、
増収、黒字の度合いが、少し物足りなかったかなというのが率直なところですが、
ここに2013年度のところにありますが、この辺、北米、東南アジア、中近東市場が堅調に推移している。
現在、こういうところへの輸出が、堅調であるということ。
それから 欧州は残念ながら低迷しているという記載がありますが、一番下に大西洋航路の合理化
ということを書いてありまして、この大西洋で、川崎汽船の自動車船事業っていうのは歴史がありまして、
相当以前からずっと配船を続けておりまして、これがリーマンショック、2009年以降ですね、
非常に 荷動きが落ち込みまして、収益的に厳しかった時代が2009年から続きました。
運賃そのもののレベルも低かったということですが、
この影響が9年、10年、11年、12年の前半くらい迄あって、ようやく13年、今年に入って、
この辺りが、修正されて来るということで、
収益力が今年は昨年に比べると高まるという風に考えて戴いて宜しいと思います。


C-4 部門別業績動向 不定期専用船 LNG船・油層船

それから あとエネルギー部門。
LNG船、油層船についてなのですが、油層船に関して言いますと、これも ドライバルクと同様に、
非常に市況は、底を這っておりますが、弊社は油層船については合理化を2年前に進めまして、
昨年2012年については、円安効果もあって、若干ですが、黒字に転化致しました。
LNGについては中期契約が安定的に稼動しております。 長期契約もそうです。
ということで、安定収益を確保しております。

13年についてもLNGは引き続き安定収益路線。
あとは、油槽船なのですけれど、円安要因が全部昨年で出てしまうと、今年は再びまた、
ちょっと厳しいかな、ということでありますけれど、船隊の規模そのものは大きくないので、
赤字になってもあまり大きな影響は、全体に与える大きな影響はございません。


C-5 部門別業績動向 海洋資源開発及び重量物船

最後に、海洋資源開発及び重量物船ですが、これは先程ご説明した通りで、
オフショア支援船については、一言で言えば順調です、ということ。及び、借入金の、
円建ての借入等が、評価益を産んでいるという様なこともあって業績は改善に向かっていると。
それから、ドリルシップも安定稼動しておりまして、一定の収益が常にあります。
問題は、一番の問題は重量物船事業でありまして、12年度も、前期比赤字拡大しております。
非常に厳しい市況でありますが、弊社は非常に能力の高い船を2隻揃えてありまして、
この13年度見通しのところに書いてありますが、オフショア貨物輸送、設置作業分野に参入し、
エネルギー、資源エネルギーや石油化学プランなど大型プロジェクトへの参画で以って、収益の改善を図る。
それからのれん代をこの3月期に償却致しましたので、こちらの部分での赤字は縮小すると、
当然のことですが、いうことで、重量物船事業の早急な建て直し、黒字化への道、
黒字化に目処をつけるということを、経営課題の1つとしております。


以上で、私からの説明は終了させていただきます。

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