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ご説明内容(音声の文章化)

お暑い中お集まりいただきましてありがとうございます。

手短に第1四半期決算、それから第2四半期、つまり上半期、下半期の考え方、それからそれを合算した通期というような形で簡単なご説明をさせていただきます。

<A. 2004年度 第1四半期決算概要>

最初に第1四半期の決算概要でございますが、ご既承の通り、私どもドル収支尻が結構大きいものですから 為替レート、それからバンカー(燃料)価格がかなり変動要素として大きいもので、これをまずご覧いただきます。この四半期、為替は108円71銭、燃料油は180ドルで推移しました。

前年同期に比べ、為替が約10円くらい、それから燃料が約10ドルくらい、それぞれ悪化要因として出ているわけですが、これが私どもの試算、センシティビティーとしては、為替は1円動くと通期で10億と考えております。四半期ではその4分の1ですから、約2.5億円とすると10円の差で、25億くらいはマイナス要素だったといえます。
それから燃料の方は10ドル動きますと1年間で約22?3億、マイナス影響を受けるという風に考えておりますので、これの4分の1で6億くらい。
あわせてこの2つのファクターで30億強くらい、前年同期に比べますとハンディキャップが出たと言えます。

それを含んだ上で売上高・営業損益・経常利益・当期利益が、前年同期と比べますと尚全て良い方へ数字がふれているという結果でございます。
前年同期との差という見方では純利益で約3倍、それから経常利益で約2.5倍になっております。

連・単比率も大体、どの諸源も1・25前後ということで、これは前期も大体、こういう数字でございました。それより前の時期は1.3くらいの連・短比率だったのですが、海運本業部分の増収・増益というようなことがございまして、それが単体部分に非常に大きく出るものですから、連・単比率がこのようにちょっとこの2年くらい動いているということでございます。

それで、この収支が対期首公表比、それから対前年同期比、改善したポイントとしまして総評的に申し上げますと、営業規模の拡大と、それからコスト・セーブによる競争力強化、というこの2点になるかと思います。

<B. 第1四半期の経営環境>

四半期の経営環境についてふれさせていただきます。マクロ的な経済環境は、総評として非常に、或いはそこそこ良かったと言えると思います。特に大きな影響を与えたと思いますのは、やっぱり米国経済の環境、欧州、それからアジアでは特に中国、これは、輸入の方のバルクやエネルギーに大きなインパクトを与えたという風に評価しておりますので、この三地域がやっぱり我々の業績改善を支えてくれたという風な評価かと思います。

<C-1. 第1Q部門別業績動向 (コンテナ船)>

私どもの主力事業であるコンテナ船が、どういう動向になるかというのが一番大きなファクターでございますが、当初見込み、前期比ともに、大幅に改善いたしました。積高、前期55万TEU強が、11%増加しまして61.6万TEUとなりました。

これがまず量の拡大ということでございます。その内訳に若干ふれさせていただきますと、中国出しの荷物は依然好調に推移しております。
積高につきましても、欧州・アジア航路は、見込んだとおりの積高を達成しております。
それから、欧州・北米の運賃率が修復されたという点が、ファクターの大きな点であろうかと思います。
積高につきましても、欧州・アジア航路は、見込んだとおりの積高を達成しております。
それから、欧州・北米の運賃率が修復されたという点が、ファクターの大きな点であろうかと思います。
増量部分の要素としては、アジアからエーゲ海向けの航路、それから南北アメリカ東岸を結ぶ航路を開始したことが、量を増やす方にはかなり貢献したのではないかと思います。
収益的にはスタートラインからしばらく、想定したところまでうまっていないということなので、必ずしも収益に貢献したかどうか、ちょっと疑問ではあります。

マイナス要素といたしましては、傭船(私どもの社船、或いは支配船以外に、市場から適船を借りてくる船)のマーケットが高騰しておりますから、ちょうどそれを切り替える時期に当たっている船にとりましては、マイナスインパクトを与えると言えます。
燃料油と円高については、先ほど総体的に申し上げたとおりでございます。

<C-2. 第1Q部門別業績動向 (不定期専用船)>

むしろこちらのファクターの方が全体に与える影響が大きかったのですが、不定期専用船部門が、当初見込み、前期比ともに大幅に改善している、というのが今回の四半期の特徴ではないかと思います。

不定期船というのはバルク輸送というとらえかたですが、これは、前年の後半ぐらいから少しずつ上がってきておりまして、かなり異常な高さというようなことがございました。投資家ガイドの6ページをご覧いただけると、不定期船マーケット、バルクマーケットのグラフというのがございまして、これはMOさんでも多分開示されていると思いますが、明らかに、まずグラフの全体が上にあると言えます。
一旦この高いところから、今年度のはじめぐらいから、当該四半期のところで落ちてきまして、今、この四半期が終わる頃ぐらいからまた反騰しています。
この反騰しているところを見ておいていただきたいのですが、つまり第二四半期のところが、どういう風になるかによってかなり違ってきますので、この傾向線をちょっと頭に入れておいていただければと思います。

いずれにしましても、下がったとは言いながらも非常に高いレベルで推移しておりますので、これが大きく貢献をしております。
稼動延トン(どのくらいの船を動かしたかという我々が使う指標)でいいますと、これが若干、2%くらい増えているということでございますので、どちらかというと中長期の契約に入っていない部分のフリー、一般市況を享受する部分の高騰部分で、かなり改善をしたという風な理解をしていただければと思います。

自動車船につきましては、殆ど動かないのですが、今期に関して言いますと、北米、欧州、豪州それから多分中東あたりもそうだと思うのですが、全般に荷動きが増加し、或いは堅調に推移しました。
従いまして、輸送台数も、この四半期に関して言いますと、大幅に増えております。
ただ、これが、通年で大きく伸びるかどうか、ということにつきましては、我々は必ずしもそういう風に見ておらず、比較的安定というか、ちょっと増えるぐらいの規模ではなかろうかという風に見ております。
この四半期に関しては、こういう大きな改善がございました。

一部船を固定しているのですが、一部傭船というのもございまして、ここのコストをどうしても下げなくてはいけないという意味では、前期は非常に大きくコストセーブに成功しました。この部門に関して特に大事なことは、今期はこういう状況なものですから、傭船料のところではなくて、むしろ非常に荷物が厚いということから、効率配船をするという意味で、運航コストの方をむしろ、効率配船で下げるというか、上げるのをおさえる、という形で部門の収支としては改善ができたということでございます。

<C-3. 第1Q部門別業績動向 (エネルギー資源輸送)>

エネルギー部門につきましては、LNG、電力炭、それから石油製品、石油という分野があります。

LNGに関しましては、24隻色々な形で関与しておりますが、これが順調に稼動しております。
ただ、最初のプロジェクトでございます私どもの尾州丸(びしゅうまる)という船が、ドックに入りましたものですから、これの不稼動がございまして、稼動延トンとしては減少しておりますが、収益的には安定した推移でございます。

電力炭につきましては、実は前年度は非常に、所謂逆ざや配船というのがあった部門です。
ある輸送数量契約をしておりまして、積み地で異常な滞船がかなり起こりました。よって、回転が落ちて船が帰ってこないので、輸送を引き受けている荷物に対し、スポット傭船でむしろ高い船をとって輸送義務を果たすというようなことをいたしました。ですから、前期は逆ざや配船がございました。ところが今、積み地の滞船等々も改善しまして、回転がスムースになってまいりました。一応想定した輸送引き受け数量に対して、投入予定の船でまかなえるという意味では、ノーマルな形に戻ったということで、稼動延トンも増えておりますし、収益も改善をいたしました。

油槽船につきましては、タンカー市況が比較的高位に推移しております。
先ほどの資料でバルクの右上に指標としてたまたまこれはVLCCを示してありますが、私どもの主力のアフラマックスという中型の船についても、似たような傾向線でございます。要するに前年、或いは前々年から見ると、高いレベルにいっております。
ここでは、VLCCが私どもの計算で、第一四半期のマーケット平均がWS104に対しまして、前期が84.45だったという意味では、20ポイントくらい上に出ております。
市況をエンジョイできるVLCCのフリー船は、私どもは1隻くらいしか無いので、ものすごく大きな効果を生んだわけではございませんが、10ポイントで、四半期1億とすれば、20ポイントで2億くらいは効いたということになるのかと思います。

いずれにいたしましても、このエネルギー輸送分野全般では、営業規模の拡大と、市況状況の改善によりまして増益を達成しております。

<C-4. 第1Q部門別業績動向 (連結子会社)>

内航・フェリ-部門、航空貨物の取り扱い、運輸付帯サービスで、所謂代理店、コンテナの取り扱いというような、或いは水際の仕事というのはかなりありますが、こういうところは、第一四半期で、扱い量が増えているわけですので、いずれのセクターも改善をしております。
内航フェリーというか、先日、川崎近海汽船の方も大幅な上方修正を発表させていただきました。
いわゆる連結部門も好調に推移しております。

<D. 第1Q連結決算ファクター別増減要因分析>

連結決算で数値が改善した、或いは悪くなった部分というのは、一応ファクター別につかまえてありまして、前年同期比で見ますと、先ほど、為替とバンカー、燃料を約30ドルちょっとと申し上げましたが、これはマイナスでございます。
それから、市況変動部分が140億くらい、営業規模の拡大が35億円、その他のコスト削減等が19億くらいで、前年同期比で見ますと162億です。これでおわかりの通り、市況の変動、市況の改善、高騰というのが大きく寄与しております。この市況の中で、一番大きく効いたと認識しておりますのは、やはり不定期船市況でございます。
従いまして、この辺がこれからどうなるかということがポイントだという風に思っております。

<E. 2004年度上期見込>

次に、第二四半期を含めました上期の見通しを、お伝えさせていただきます。上期につきましては、下期との対比で申し上げておきますと、営業各部門の収支見通しにつきましても、若干、細かいところまで見直して、現時点で、こういう数値になりそうだという見込みを取り入れた修正を加えております。

一方、下期につきましては、3ヶ月毎に通年を見直すという作業労働を避ける意味で、第二四半期を見直すのより精度がぐっと粗くなりまして、今わかる範囲でセンシティビティーを使って修正を加える、という程度の修正にとどまっております。
現実に今、下期収支計画見直し作業というのにとりかかっておりまして、いずれ、もちろん中間期、決算発表の時にはきちっと見直したものを、もう一度出させていただきます。こういうちょっと精度の差があることをご理解いただきたいと思います。

この上期につきましては、一言で申し上げると、傾向はそのまま続くだろうということでございます。1、2点、修正のところを申し上げておきます。燃料代が、期首では170ドルと見ておりましたが、実は実績側で示しましたように、180ドルぐらいになっているということから、ここは180ドルに基準を修正いたしました。

為替につきましては、期首では105円と見ておりましたが、7?9月の為替を108円と見まして、どちらかというと、現状追認型という形で見直しております。

連・単比率等々は、殆ど1.2で変っておりませんが、経常利益から当期利益のところに計算を移るときに、大きないわば損失を入れております。
これは連結の方で、減損会計の処理を前倒しで実行するというつもりで、関係会社が保有している土地・建物等の中で、その減損会計を適用すべきものにつきまして、連結で減損処理をするということで、34億円の特損を計上しております。

当上期の当期純利益がこのような数値になりましたので、先般発表させていただきましたように、中間期の中間配当を2円50銭増配して、7円50銭にさせていただく予定にしております。

<F. 上期部門別業績動向>

上期の、残された第二四半期含めての業績動向がどうであるかという点を述べさせていただきます。これは全般的には今の状況が続くという考え方でございまして、コンテナ船に関して言いますと、ピーク・シーズンにも入ってきますし、中国から欧米向けの荷動きは堅調に参ります。
運賃率も改善した状況が続きます。同盟ベースの運賃率上昇を予定しているところもあると理解しておりますので、そこら辺も相応におりこんであります。
船腹量も、先ほど開始した航路等につきましては、フルスイングに入るわけですから、ここら辺の改善も期待できるという意味で、業績は期首見込みに比べますと、大幅に改善するという風に見ております。

不定期船、つまりバルク・自動車専用船等の部門につきましては、同じく、先ほど申し上げましたように、市況につきましては堅調に折り返しております。それがいつかまた、下方へ向かって修正はあるかと思いますが、この当該期三ヶ月では、そういうことは無いだろうという前提にたっております。
自動車につきましても、大体荷主さんの輸出計画等々がはっきりしておりますので、それは反映して一応、堅調な荷動きで推移するものと見ております。
エネルギー輸送につきましても、先ほど申し上げた前提、第一四半期の状況があまり大きく変らないというような考え方でございます。

<G. 上期連結決算ファクター別増減要因分析>

それを今度は上期6ヶ月分を全部集計いたしまして、ファクター別に整理してみましたのが、資料の11ページにございます。対前年同期比で、先ほどの為替・バンカーがちょうど倍のマイナスで、上期だけで60億ちょっとぐらいマイナスになりますが、市況変動のところが225億、営業規模で60億、その他で32億ということで、対前年同期比では250億程度、良くなるという見通しをたてております。
ここでも改善の大きいところは、やはりこの市況変動の中で、バルク市況が改善すること、それからタンカー市況も、私どもスケールがちょっと小さいので、額的には大きくありませんが、ここら辺の市況変動状況が、大きく影響を与えていることをご理解いただけるかと思います。

<H. 2004年度通期見込>

下期は先ほど申し上げたようなことで、丁寧な作業はしておりませんが、一応考えられる範囲での修正はいたしました。

その修正の前提が、下期につきましては、為替は110円、燃料につきましては、今燃料が非常に高騰しておりますので190ドル、とこれはちょっと他社さんのを見ましたらバラつきがあるようですが、一応私どもは190ドルと見ました。
それを上下(かみ・しも)で平均しますので、ここで通期修正というところで、通算しましたら109円になります。

燃料は180ドル、190ドルでございますので、185ドル、と平均の数字が入れてございます。
連・単比率等は殆ど構造が変りませんので、変っておりません。

通期でも減損処理の上期処理するものが、通期でも同じ金額が反映されていることは、当然でございます。

<I. 下期部門別業績動向>

下期の業績動向をざっと見ておいていただきます。コンテナ船につきましては、元々の計画のご説明になるわけですが、ピークシーズンが少し過ぎて、若干荷物が季節的に下がってくるというようなことは織り込んでございますが、全体の基調としては、荷動きは堅調にいくものという前提にたっております。
燃料は当然高くなりますから、これはマイナス要素として織り込んでございます。

不定期専用船のうちのバルカー、ばら積み船につきましては、市況が先ほど申しましたように、折り返して少し上がりだしたというのはございますが、全体の流れとしましては、少し下方に調整が入るのではないかという風に見ております。よって、上期に比べますと、ここはむしろ減益になる、つまり少し差があるという風に見込んでおります。

自動車につきましては、従来同様、安定した好調な荷動きが続くものと見込んでおります。
ただ、傭船料等が少し値上がりをしてくるということもございますし、燃料も上がりますので、ちょっと上期に比べますと減益になるという風な見込みをたてております。

コンテナ船は先ほど申し上げましたように季節要因、積高、燃料高等ございますので、これもやっぱり上期に比べると下がります。

エネルギー部門については、あまりそういう変動の要素が無いということもございまして、ほぼ横ばいで収支が維持できるものと見込んでおります。

よって、4部門の中の3部門くらいは上期比、むしろ少し下方に行くだろう、という見込みで通期予想を作って発表させていたたいでおるところです。

<J. コスト削減運動>

我々は引き続きやって参ります、という風にいつも申し上げているコストセーブでございます。前回のKV計画につきましては、その300億を越えるコスト・セーブを、2年間で達成したというのが大きな決め手になっているわけですが、今年度につきましては、一応50億円を目標に取り組むということにしておりまして、実績としてはここに書いてございますように、30億くらいは達成したかと思います。
できれば下期で30億強出して、50億の目標を少しでも上回ってコスト・セーブを達成したいという風に思っております。

<K. Vision2008数値目標(連結ベース)>

今年の5月に発表させていただきました私どもの5年計画の、"K"Line Vision2008の数値目標に対して、今どういうポジションにいるか、ということでございます。何せ5年のうちの最初の1年の、4分の1が終わったところでございますので、全体を見直すというようなことについては、時期尚早であると言う風に考えております。一応、事実としてのポジションだけ並べておきましたので、ご覧いただきたいのですが、2004年の通期見込みはこの通りに参りますと、ファクターによっては、1年、2年前倒しになっているような数値もございますし、予定通り順調に進んでおります、という数値もございます。全般に、想定したものよりも良い数値が出ているわけです。ですから、当然、計画よりはいい数値が、よく進行しているという形で、ポジションは赤い数字で示してある通期見込みの位置づけでございますけれども、大体、順調に推移しているというのが現状かと思います。

<L. 投資計画とキャッシュフロー>

最後に投資計画とキャッシュ・フローの点をご説明しておきます。前年の実績が一番左端に書いてございまして、真中が今期の見通しで、その右端が、逆に今期の計画でございます。
ほぼこれも、若干の数値の修正はございますけれど、買い取るべく予定していた船を買い取らなくなったとか、いくつか変化要素があります。それが織り込んでございますので、こういう数字になっておりますが、収支全般が良いという風に見込んでいるものですから、当然フリーキャッシュフローは当初計画よりは大きくなるというような見込みをたてております。

以上が大体、第一四半期の説明と、それに伴う上期・通期の修正に関わるご説明でございます。

ありがとうございました。

以 上

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