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ご説明内容(音声の文章化)

それでは2006年度上期の決算について説明申し上げます。
パワーポイントと、お配りのペーパーに沿って説明させていただきます。

アジェンダ
・ 2006年上期決算概要
- 2006年度上期決算概要
- 上期業績のポイント
- 部門別業績動向
・ 2006年度通期業績予想
- 通期業績予想
- 事業別売上高経常利益予想
- 通期業績予想のポイント
- 部門別業績動向
- コスト削減
- 船隊整備計画
- Vision2008+の進捗

A-1. 2006 年度上期決算概要

上期の実績は増収・減益という結果になっております。
売り上げの方は半期で5,000億を越えまして、これは半期ベースで史上最高収入となっております。前年同期に比べると約14%伸びております。
一方、損益の方は、昨年同期に比べて50%強減益ということで、経常ベースで246億の結果となりました。為替についてはほぼ想定通りで平均115円、燃料油価格についても昨年と比べると、76ドルの増となりましたが、計画の想定通りで平均337ドルとなっております。

配当については中間配当9円を昨日の取締役会で決議いたしました。

為替の影響は、脚注にありますように、昨年に比べて6円の円安で増益要因として24億、燃料油価格の変動で、76ドル値上がりということで損益に対する影響は、103億という結果になっております。

特別損益は単体において有価証券の売却益が約40億程度、連結においても子会社の船舶の売却益が約25−6億ありますので、その部分が純利益の方を若干押し上げているという結果になっております。

A-2. 上期業績のポイント

上期業績のポイントについては、増収が633億円、減益は250億円ということですが、やはりバンカーの変動と、市況変動、この2つの要因がマイナスの部分では一番大きいということになっております。

第一四半期のところで申し上げましたが、市況変動の部分ではコンテナ船の運賃が軟化しております。また、第一四半期のバルクの市況が思ったほどではなかったということであります。因みにコンテナの運賃は、140億強の影響が出ております。

A-3. 部門別業績動向−コンテナ船−

コンテナ船全体としては、規模が拡大したということもありまして、運賃が下がったにもかかわらず増収を確保しました。
売上高は2,439億、経常利益で32億のマイナスとなっておりまして、第一四半期のところで見通しを発表したわけですがそれよりは悪化しております。

一番大きな影響を受けたアジア−欧州航路の運賃が下げ止まりを確認できましたので、結果的にマイナスとなりましたが、我々としては若干安心をしているところであります。

規模の拡大につきましては計画通り進んでおり、既に5,500個型の5隻、このPNW(北米北西岸航路)への入れ替えを完了しましたし、北米東岸の増強も進めております。積高は昨年同期と比べると約10%強伸びまして、146万TEU。年間通算しますと300万TEUがほぼ視野に入って来たという状況になっております。

欧州の運賃は下がりましたが、比較的好調な欧州の経済、中国の旺盛な輸出活動ということもありまして、アメリカ向け欧州向け、それぞれ東西航路の消席率は、90%を越えています。運賃率は資料に書いてありますように、北米航路も往航で若干下がりました。一番大きかったのは欧州航路の往航での落ち込みとなっております。

コストの増要因としては、やはりバンカーのところが一番大きいわけですけれども、その部分で約80億程度の、前年に比べるとマイナス、利益圧要因が出ているということであります。

A-4. 部門別業績動向− ドライバルク−

ドライバルクのところも半期を見回してみますと営業規模は拡大しましたが、そのお陰もありまして増収となっております。しかし、第一四半期のところでも申し述べました様に、特に大型船の市況が第一四半期はあまり良くなかった、想定より下回ったということもありまして、減益となっております。

中型、ハンディマックス、それからスモールの方も非常に堅調であり、現在もその堅調さを保っております。ここの見通しは後ほど出てくるかと思うのですが、やはりバルクのところでは、特に大型船は、中国の粗鋼生産の増、それから、それに伴って原材料の輸入、この影響が一番大きいと思います。

この間プレスリリースしましたように、宝山鋼鉄との長期契約を1隻決めたわけですが、その際、現地の宝山鋼鉄との色々なトップの方々のお話をお伺いすると、やはり我々が想定していた以上に鉄鋼需要が好調であるとの事です。
彼ら曰く、大体今年は粗鋼生産のベースで4億2千万トンくらいまで行くだろうと。
我々の見通しは、4億トンを越えるかなと見ておりましたが、それを遥かに超える4億2千万トンの計画をしていると。
またある人にきくと、4億2千万トンは少し控えめな数字で、ひょっとすると4億4千万トン程度まで行くのではないかというような見方もしておりまして、しばらくは、中国の鉄鋼需要というのは、なかなか収まらないのではないかと。
従って5年先10年先はわかりませんが、ここしばらくは、このような底堅い需給関係が続くものと思っております。

A-5. 部門別業績動向− 自動車船−

自動車船の方は積高、三国間も全部含めて、150万台に扱い量が増えました。前年同期に比べると16%ほど伸びております。これもやはり、特に日本車、日本から或いは日本メーカーの海外工場から出る輸送量が好調でありまして扱い量が増えております。

今まで、ここ恐らく1年ほど、扱い量が増えるにも関わらず、自動車船の収益が、その割りには良くなってないということなのですが、お陰様で今年の中間期を見ると、何とか増益基調になってきたということで一安心しております。
ただし、非常にタイトな需給関係は相変わらず続いておりまして、このままで行くと来年、或いは、2008年度程度までかなり需給関係がきついまま続くのではないかなと。
従って扱い量が増えるけれども、その割に収益はそのまま伸びていくかというと、そういうわけにはいかないところもあるということだと考えております。

A-6. 部門別業績動向−エネルギー資源輸送−

エネルギーは需要が旺盛であったということであり、増収増益となりました。

LNG船も計画通り順調に稼動しておりまして、今年の上期では31隻になっております。
第一四半期から、さらに1隻増えております。
また油槽船はシンガポールで運航しているアフラマックスの船隊が大体10隻になりまして、安定稼動をしております。おかげさまで現地での営業活動が荷主さんにも定着しておりまして、それぞれ長期契約、COAですが、安定的に結べるようになっております。
こういうこともありまして、この分野については前年に比べて増収・増益となっております。

A-7. 部門別業績動向− その他事業−

その他の事業分野では、川崎近海汽船がやっております内航フェリー、この分野については、需要はそこそこあったわけですが、やはり外航以上に燃料油価格の影響を受け、結果としては、前年同期比増収であるが、減益となっております。

その他、まだ具体的に成果は出てきておりませんが、7月に新しく合併した、ケイラインロジスティックスも、航空貨物、それから海上の方も、堅調な荷動きとなっておりまして、扱い高も増え、今後期待できるものと思っております。

B-1. 2006 年度通期業績予想部門

下期を含めた通期の予想ですが、下期の前提としましては、為替115円、燃料油価格を315ドルと見ております。バンカーの前提はWTIが62ドル、デユバイが57ドルの前提です。

この前提の下に、通期の売上高、1兆500億を予定しております。
これは、第一四半期に見たときよりも、さらに300億上積みと見ております。
全体としてドライのマーケットが堅調に続いているということから、こういう増収を見ております。

経常利益につきましては、当初、第一四半期のところでコンテナを中心に、60億減益要因となったということで、通期も60億下方修正しました。が、まず燃料油価格が大体安定してきたということが一番大きな要因、それに加えて、バルクの方も、先ほど説明したような要因もあり、大型船、中小型船、それぞれマーケットが堅調であるので、コンテナは通期見渡しても赤字となりますが、それを補えるだろうということで、当初570億の見込みを40億上方修正し、610億という計画であります。

当期純利益は510億となっております。

配当の方は通期で昨年と同じ18円を予定しております。

下期につきまして、特別損益は上期に行った株式の売却、或いは売船、これに加えてさらに1隻売船を既に決めて実行しましたので、これで下期だけで約70億の特別利益を見ております。

B-2. 事業別売上高経常利益予想

事業別の収支の見込みですが、コンテナ船の下期売上げは上期に比べると増えます。通期で5,000億の予定ですが、利益の方は上期の32億に加えて下期、バンカーが当初の見込みより下がったとはいえ若干赤字になり、通期で48億のマイナスの見込みであります。

その他の事業分野では、コンテナ以外5,500億ということで、50%をその他の事業で越えるような売り上げになっておりまして、先ほど言いました様に全体として610億の経常利益を想定しております。

B-3. 通期業績予想のポイント

通期の業績予想のポイントとしましては、やはり想定としてバンカーの見込みが350ドルで見ておりましたが315ドルにしました。これがかなり大きな要因になっております。

それぞれコンテナ、自動車、ドライ、油槽船、等々海運業を取り巻く環境は、決して悪くないということで、需要は極めて好調であると見ております。

B-4. 部門別業績動向

コンテナ、ドライバルクは後ほど色々詳しく出てくるでしょうから詳しく聞いていただくとしまして、自動車は、新造船が、去年8隻、今年も8隻出てくるのですが、先ほど言いましたように、需要の方はそれをはるかに上回るものがありまして、収益的には割合高収益を確保していますが、扱高の割りにはそれほど増えません。しかし、少なくとも増収・増益の基調は確保しています。

エネルギーの方も、特に油槽船のところで今年の12月新たにVLCCが1隻出てくると、新造船も投入されて、今後の安定収益に繋がるものと考えております。

B-5. “K”LINE Vision2008+進捗状況
2006年度のコスト削減の状況

継続してやっておりますコスト削減の状況ですが、一番大きなところはやはりコンテナ船事業の運航費の削減の部分でありまして、この中には所謂大型船の投入効果というのも入っております。これを合わせると、今期も、100億程度のコスト削減が達成できる見込みになっております。

B-6. “K”LINE Vision2008+進捗状況
船隊整備計画

船体整備計画は計画通りにできておりまして、昨年度は内航・近海も入れて新造船が38隻、今年は47隻順次入ることになっております。

B-7. “K”LINE Vision2008+進捗状況
収益安定化の進捗状況

当社の事業形態としてコンテナ船が約50%を占めます。ただしコンテナ船のところは昨年度300、その前の年は400というようなことで高収益がここ2年くらい続いたわけですが、今年は通期見渡しても50億程度のマイナスになります。

このように非常に振れ幅が大きい事業形態になっております。我々としては何とかコンテナ船事業を安定的に高収益事業にしたいと考えておりまして、一つはコンテナ事業の中のポートフォリオを中期的に変えていきたい。既にご報告しているかと思いますが、東西航路の拡充は勿論のこと、やはり南北航路の比率を今の1ケタ台より、1割、10%程度に高めていきたい。これは若干時間がかかります。

会社全体としては、コンテナ船事業の拡充の手を緩めることなく、それ以上に、ドライ、及びエネルギーの、即ちノンコンテナ事業に資源を投入するという計画で今進んでいます。が、やはり今期の例に見られますように、コンテナ船事業の波動性があまりにも高いということで、市場からも色々心配の声があがっていることは我々もよく認識しております。

その中で我々としてはViison2008+の中で掲げておりますように、持続的成長と安定収益体制の確立ということで、なんとか安定収益の事業部門を大きくして行きたい。
一体どのような計画にあるかということを、このペーパーで表しております。
即ち比較的安定収益部門と見られている、バルカー、自動車、LNG、油槽船、このあたりの、船隊整備計画についてこの表に表しております。

これでいきますと大体、コンテナ船事業の利益を除いても大体400億から600億程度の収益体制ができるのではないかと見ております。1つはこの計画を着実に実行するということと、やはり我々の営業力を駆使して、この安定収益のベースとなる船に有利な契約をつけて行くようにこれからも頑張って行きたいと思います。

B-8. “K”LINE Vision2008+ 進捗状況
財務数値推移

財務の数値ですが、営業キャッシュフローのところで、若干当初の計画より悪くなったということもあり、結果的に有利子負債が膨らむ形になっております。が、今のところそれほど心配する数字ではないと思っておりますので、今、行っている投資は必ず数年後に、実をあげてくると見ておりますので、あまり大きな心配はしなくても良いかと考えております。
将来的にデッド・エクイティ・レシオが少なくとも1になるような格好で、全体の資本政策及び調達について、考えていきたいと考えております。

以上で私の説明を終わります。

以 上

 当ウェブサイトは、投資家判断の参考となる情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入を勧誘するものではありません。掲載されている資料には、将来の予測、計画、戦略等に関する情報を含む場合がありますが、これらの情報は当社の予測であり、リスク要因や不確実な要素を含んでいます。将来における当社の業績は、当ウェブサイトに記述された内容と異なる可能性があります。
投資に関する最終決定は利用者ご自身のご判断において行われるようお願い致します。

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