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ご説明内容(音声の文章化)

それでは、2008年度の第3四半期の決算についてご説明させて戴きます。
お手元の資料で、あっちに行ったりこっちに行ったり飛ぶかもしれませんが、できるだけ全体像をわかるように説明したいと思いますので、ご容赦のほど御願いします。

A−1−1 決算概要

まず、『A−1−1』、決算の概要についてです。
お手元の資料の通り、9ヶ月、3rd Quarterまでの累積で行きますと、売上高は1兆536億。前年同期に比べると7%、690億の増収となっております。

但し利益の方はですね、辛うじて第3四半期に利益を計上できましたが、前年に比べると営業利益のところで11%のマイナス、897億となりました。
経常利益についても前年に比べますと、19%のマイナス、818億となりました。
ただ、当期純利益の段階では、特に特別損失のところで関係会社株式の評価損、去年出資しましたFLEX LNG、これは洋上のLNG、FPSOの会社ですが、この会社の株式が急落したこともあり、評価損が156億発生しています。
これがあり当期純利益の段階では、3rd Quarterでマイナスとなっています。
105億のマイナスで、9ヶ月累計で行きますと当期純利益407億、前年に比べ40%の減益です。

為替につきましては円高が進行しており、3rd Quarterで99円17銭、9ヶ月の累積平均で行きますと103円50銭、前年に比べ14円の円高となっています。
燃料油価格につきましては、下落傾向を保ちましたが、3rd Quarterで行きますと高いバンカーが残っていることもあり、3rd Quarterで483ドル、9ヶ月の平均で562ドル。前年に比べても大方50%近い単価の値上げとなっています。
為替については14円の円高で損益の影響が132億、燃料油については312億のマイナス要因、減益要因となっています。

これを部門別に見ますと、、 『A−1−2』を御願いします。

A−1−2 決算概要(事業別売上高・経常利益)

私どもは皆さんご存知の通りコンテナ船の比率が相対的に高いこともあり、コンテナ船の事業損益が非常に大きな比率を占めています。
残念ながら3rd Quarterにおいても、まず欧州における荷動き減、それに伴う運賃率の減、これがあり、3rd Quarterにおいても144億の経常損となっています。9ヶ月累積で200億を越える損失を計上することになりました。前年に比べ300億近い減益となっています。

その他の海運事業については大体堅調であったと。
後ほど出てきますが、ドライバルクにおいても一応利益を計上しております。「その他海運」では9ヶ月累積で976億。
前年に比べても12%の増となりました。
「その他」がありまして、全体では、先ほど言いましたように経常損益で818億を計上しております。

それで、ちょっと飛びまして、『B−1』を開いて戴けますか?

B−1 通期業績予想

今までご説明したのが3rd Quarterまでの実績です。

通期を見渡して、どういう風になっているか、見通しているかですが、やはり世界の景気が急激に落ち込んでいるということ。それに伴い、おしなべて殆ど全ての産業で需要が落ちている、そういうこともあり、その影響がやはり4th Quarterにもろに効いて来ているという見方です。4th Quarterは残念ながら営業利益段階でもマイナスの見込みです。

売上高は2,264億。通期で通算して1兆2,800億ということで、中間期に公表した1兆3,800億を1,000億下まわる見込みです。これは、前年2007年度の実績に比べても約4%の減益予想となっています。
営業利益・経常利益段階でも4th Quarterにはマイナスを計上しまして、残念ながら、3rd Quarterまでに積み上げてきた貯金を食い潰すことになり、通期経常利益は670億。中間期に公表しました1,050億を36%下まわる670億となっています。 これは、前年度最高益をあげたわけですが、これに比べると大方50%近い減益予想です。
当期純利益も利益を食い潰しまして、300億の見込みです。

この見込みを受け、実は配当については中間期に13円50銭配当したわけですが、中間期の公表の時点で期末は11円50銭の予定でしたが、やはり下期で赤字を計上することになる、ということと、それから、おしなべてかなりの他の産業でもそうですが、なかなか需要の先行きが今の段階で読めないところもあり、ここは会社の基盤の健全性を、やはり維持すべきである、ということもあり、期末の配当は見送る予定です。

結果として通期で13円50銭の配当となりますが、今の見込みであります当期純利益、連結ベースで300億を見ますと、これで連結配当性向は約29%となる予定です。

ちなみに4th Quarterの為替の予想は90円、バンカーについては275ドルの見込みです。

『B−2』を御願いします。

B−2 事業別売上高経常利益予想

こういった全体の見込みの中で、部門別の見込みですが、コンテナ船については、経常ベースで、4th Quarterで135億のマイナス予想であり、通期でも338億、300億を越える赤字予想となっています。
これは中間期に公表しました189億のマイナスと比較しても、150億近い下方修正となっています。
コンテナ以外について、海運ですが、4th Quarterにおいても、特にドライバルクの落ち込み、それから自動車船の、輸出の急激な減の見込みもあり、4th Quarterにおいてマイナスの予想です。
通期ベースで973億と、公表と比較しましても、200億を越えるマイナス予想となっています。

これが全体の通期を見渡した全体像であります。

それで今度は、各部門別に、簡単にご説明させていただきます。『A−3』を御願いします。

A−3−1 部門別業績動向-コンテナ船-

懸案のコンテナ船ですが、3rd Quarterまでの前年度と比較しますと、積高は若干増えていますが、やはり円高、燃料油単価の上昇等により、損益は悪化しております。
運賃率につきましては、お手元の資料に記載の通り、これは1−3Qの実績ですが、特に3rd Quarterについては落ち込みが大きくなっており、これは後ほどまた詳しい説明があると思います。やはり欧州の運賃の下落が大きくなっています。

それで全般的に、荷動きが落ちて中々回復の基調が見出せない中で、端的に言うと需要が減り、オーバー・キャパシティの状況が続いております。
これは製造業においても然りですが、やはり需給GAPが大きくなって、我々ができる方策はやはり供給量を縮小して行くことしか無いわけでして、それぞれの航路で減便、或は係船、それから休止というような、サプライ・サイドでなんとか需給GAPを縮小しようと今努力しているところです。
これはやはり単独では中々できないところもあり、アライアンスの中で色々やるわけですが、やはり削減のスピードが、すぐには中々できないところもあり多少時間がかかっていますが、先ほど言いましたように我々としてできることは、需給の供給の方を削減して行くことしか無いので、これはもう、頑張ってやって行こうということです。

『A−3−2』を御願いします。

A−3−2 部門別業績動向-ドライバルク-

ドライバルクの状況ですが、3rd Quarterの時点で増収・減益となったわけですが、やはり3rd Quarterで見ていたマーケット前提から、中々厳しいところがあり、例えばCapeで行きますと、3rd Quarterは1万ドルで見ていたわけですが実績でいきますと3rd Quarterだけで8,000ドルという結果になり、特に中小型船の影響も大きく、残念ながら規模は大きくなりましたが減益となりました。

後ほど、またご質問があればお答えすると思いますが、中国における鉄鋼需要は伸びているわけですが、伸びがかなり減速しているということ、それから、やはり鉄鉱石の値上りで、かなりブラジルからの鉄鉱石の輸入を絞った。それから減産、中国の経済の下降曲線を、伸びが縮まっていますので、港頭地域に鉄鉱石が2ヶ月を越えるような在庫が貯まっている、それを消化するのに相当荷動きが少なくなった、その影響もあって大型船からマーケットが急落して行った、というような状況です。
但し、内需拡大ということで、今色々手を打たれている様で、年が明けてからは、マーケットにも動きが見えて来まして、春節明けにも若干の動きが期待できるのではないかと思っております。

次御願いします。

A−3−3 部門別業績動向-自動車船-

自動車船ですが、3rd Quarterまでは、前年に比べても扱い量は増えています。
特に所謂南北航路につきましては、荷動きも比較的堅調に推移しまして、何とか利益面においても横ばいに収まっています。
但し、3rd Quarterの中頃から、やはり特に日本からの積台数が大きく減って、現地で在庫が貯まる、出荷を調整するということで影響が出てきており、4th Quarterについては相当減るであろうという見込みです。

次御願いします。

A−3−4 部門別業績動向-エネルギー資源輸送-

エネルギー関連ですが、LNG・油槽船合わせてエネルギー資源輸送としては規模が大きくなり、お陰様で増収・増益を果たすことができました。
但しタンカーについては、若干マーケットが、ドライバルクに比べると極めてモデレートですが、若干下押しする部分もあり、これが通期ベースで行くと影響が若干出てきているというようなことです。

次御願いします

A−3−5 部門別業績動向-その他事業部門-

その他の事業部門につきましては、2007年から参入しました重量物船事業については、世界の景気が減速して行く中で割合大型プラント、重量物関係は過去に決められた契約がまだまだ動いているということで、当面大きな下落は無いと見ており、比較的堅調に進んでいます。

また内航フェリーについても、私どもの子会社である川崎近海汽船、かなり好調に推移しております。

物流事業につきましてはやはり、特に航空貨物事業、或は港湾輸送のところで、荷動きの減に伴って扱い量が減り、これは残念ながら減収・減益となっています。

4th Quarterについては先ほどの説明の中で若干ふれましたので、『B−5』に移って戴けますでしょうか。

B−5 経営指標の推移

経営指標の推移ということで、4th Quarterの予想も入れて2008年度全体を見渡すと、ここに記載してある通りですが、営業キャッシュフローが620億の見込みです。実は、投資が予定通り進んでいることと、それから、やはりこういう厳しい金融状況になっておりますので、昨年の秋口あたりから、ファイナンスの点で前倒しで色々やっており、そういう意味で有利子負債が積み上がっています。

通期で見ますと4,300億の見込みであり、2007年度の末から比べると1,000億近い増になる予定です。
ここ当面、前倒しでファイナンスの資金を調達して行くことは、これからもやって行きたい、という風に考えております。評価損等もあり残念ながら自己資本については3200億強の予定で、実は前年に比べても、或は計画に比べても、かなり下まわる見込みです。

結果として、自己資本比率が、我々の目標は40%を目標としているわけですが、32%まで下がる見込みです。ROAが7%の見込み、それからデット・エクイティ・レシオについては、ここでNET DERという項目ですが、先ほど説明しました様に前倒しで資金を調達してキャッシュ・ポジションを高めておきたいこともあり、NETでDEBTを見た場合にどうなるかということで、指標としては117%となっています。

有利子負債が積み上がっていることもあり、有利子負債/キャッシュフロー比率は7倍となり、私どもが目標としている4.5倍を大きく上まわることになっていますが、ここ当面はこの需要が大きく落ち込む中で経営をして行く上で、止むを得ないかと見ております。

こういった中で一体どういう風に収益改善を目指すのかということですが、昨年の12月18日付けで緊急対策本部というのを立ち上げ、具体的にこの難局をどういう風に乗り越えるかと対策を今練っているところです。
最終的にまだ纏まっていませんが、今の段階では、当初200億程度の収益改善、或はコスト削減を目指すということでしたが、今出ている数字では300億を上まわる様な数字が出ており、何とかこれを次年度に実現して行きたい、と考えています。

先ほども説明しましたが、やはり全体の需要が縮まって行く中で、残念ながら我々海運としては自ら新しい需要をつくり出すというのはなかなか難しい。すなわち需要の回復をじっと待つ、ということになるわけですが、当面2年ないし3年程度は、こういう厳しい状況が続くであろう、いや続いて欲しいというわけではないですが、続くという前提で、どういう風に乗り切ろうかと、こう考えております。
従って、まずできるのは、先ほど言いました様に需給関係を改善するために、やはりオーバー・キャパシティになっているところを、何とかして調整して行くということです。

1つはやはり既に発注している投資については、例えば新造船については遅らせるものは遅らす、新たな投資は当面やらない、それから既に決まっている新造船についても、できるだけ本体側のキャッシュ・ポジション、フリーキャッシュフローを改善するためにやはり船主さんに御願いするとか、或はオフ・バランスとなるリースを起用するとか、こういうことを今進めようとしています。

現実にある過剰船腹についでは、やはりここ数年需要の回復に時間がかかるとすれば、今目の前にある過剰船腹は恐らく完全に過剰となる、ということでしょうから、潰して行かざるをえない、と思っています。
特に自動車船については、私どもの自動車の船隊は比較的若いのですが、それでも20歳、或は25歳近辺の船が数隻あります。これは潰して行こうという風に思っており、既に5隻は解撤、スクラップを決めました。
候補があと5隻以上ございまして、これは今後の需要の推移を見ながら、やはり解撤をする予定です。

それから勿論、コンテナ船、或はバルカーについても、これから返船期限が来る傭船については返して行く、それから市場性のあるバルカーについては、一応まだ市場がたっていますから、新造船もこれから出てきますし、古い船で市場性のあるやつは売って行くことを考えて行くつもりです。高い傭船料で傭船している船も中にはありますので、できればそういう船を早期に返船し、できるだけ来期以降に負担がかからない格好で何とか処理できないかと今考えております。

そういうこともひっくるめて、今出てきている範囲で約300億程度の改善が見込まれていますので、これを粛々とやって行こうと思っています。

ただ来期について、一体どういう風に見ているのかについては、先ほどもちょっと触れましたが、やはり全体の需要が減っている中で中々見込みがたてにくい、と思っています。3月末にかけて、つくって行きたいと思っております。

以上で私の方の説明を終らせて戴き、この後、ご質問に応じてお答えしたいと思います。

以 上

 当ウェブサイトは、投資家判断の参考となる情報提供を目的とするものであり、当社株式の購入を勧誘するものではありません。掲載されている資料には、将来の予測、計画、戦略等に関する情報を含む場合がありますが、これらの情報は当社の予測であり、リスク要因や不確実な要素を含んでいます。将来における当社の業績は、当ウェブサイトに記述された内容と異なる可能性があります。
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