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生物多様性への取り組み


生物多様性への取り組み -生態系に配慮するために-

環境配慮型塗料の使用を進めています

海洋生物が船体に付着すると、船体の抵抗が増して、燃料消費すなわちCO₂排出の増加を招くだけでなく、付着した生物が他の海域へ持ち込まれることにより、生態系に影響を与えることが考えられます。当社では燃費節減と海洋生物の付着を防ぐために特に新造船において、低摩擦塗料の積極的採用を進めCO₂排出削減と生物多様性の保全に努めております。また就航船でも従来型塗料(無毒型のシリコン塗料やポリマー系塗料)に加え、低摩擦塗料の使用を進め環境に配慮しています。

ドックでシリコン塗料(赤色)による塗装工事を実施

ドックでシリコン塗料(赤色)による塗装工事を実施

バラスト水の適正管理に努めています

船体の安定を保つバラスト水には海洋生物が含まれ、排出された海域の生態系に影響を及ぼすことがあるため、船体の安定性や安全性を確保しつつ生物の少ない洋上でバラスト水を入れ替え、生態系への影響を小さくしています。
また、バラスト水管理条約発効後に搭載が義務付けられるバラスト水処理装置の調査、検討を進めている他、必要なバラスト水を最小とした大型コンテナ船や、コンクリート製固定バラストを持つ自動車船を導入するなど、生態系への影響を最小化するよう取り組んでいます。2017年9月8日に「船舶のバラスト水及び沈殿物の規制及び管理のための国際条約」(以降、バラスト水管理条約)が発効され、バラスト水処理装置が搭載されるまでは、バラスト水交換基準に則したバラスト水の管理が要求されていますが、当社は発効の有無に関わらず今後も適切に、規則に従ったバラスト水管理を励行し続けます。

バラスト水

バラスト水

「バラスト水管理条約」発効後も変わらぬサービスの提供を行ってまいります

当社は、これらバラスト水の移動による影響に配慮し、生物や生態系がありのままの姿を保つよう、生物多様性保全の取り組みを進めており、IMO(国際海事機関)が2004年に採択した「バラスト水管理条約」の発効に先立ち、日本海事協会の協力を得て、大型石炭運搬船にバラスト水処理装置を搭載しました。当社はこの経験から得られる知見・経験を生かして積極的かつ計画的に新造船及び既存船へのバラスト水処理装置の搭載を実施しています。今後も、規則を満たした運航を継続しながら全てのステークホルダーのニーズに応え続けます。

バラスト水処理装置を搭載
*上記はバラスト水処理装置の一例

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