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米国カリフォルニア州ロングビーチ港湾局では、船舶からの排気ガスの総量を削減し、周辺地域の大気の状態を改善する目的で、同港に入出港する船に対して、同港から20海里(約37km)以内もしくは40海里(約74km)以内の海域を速力12ノット以下で航行させる取り組みを行っています。この取り組みへの参加率が高く、かつ寄港数が多い船社に対し、その栄誉をたたえるグリーンフラッグが授与されますが、当社は、非常に高い参加率を例年達成しており、2010年もグリーンフラッグを受賞、6年連続の栄誉となりました。
グリーンフラッグ授賞式
2016年以降建造される船のエンジンから排出されるNOx(窒素酸化物)は、2000年に適用開始された1次規制に比べて80%以上の削減が求められます。当社では、NOx削減に寄与する水エマルジョン燃料の実証試験に取り組むなど、このNOx規制に対応する技術の開発に協力しています。
当社独自の取り組みとして、両湾内を航行する自動車船の速力を12ノット以下にする活動を行っており、周辺の海域や地域の大気環境への影響を低減させています。また、停泊時のPM(煤など)排出抑制のため、入湾前にボイラーの煤を除去したり、停泊中の発電機の負荷を適正にし、燃焼状態を良好に保つなどの取り組みを行っています。
ロングビーチ港の自営コンテナターミナルにおいては、停泊中の船に陸上電源(6,600ボルト、60ヘルツ)を供給する設備を設けており、船上で電圧を440ボルトに変圧し、すべてを陸上電源で賄うことが可能です。この取り組みにより、船のディーゼル発電機を停止することができるため排気ガスがゼロとなり、近隣地域の大気環境の改善につながっています。
陸上電源供給中のコンテナ船
「GENOA BRIDGE」
岸壁に設置された電源ケーブル接続箱
本船から下ろした電源ケーブル(接続箱へつなぐ)
川崎汽船は大幅に排気ガス中の地球温暖化ガスや環境破壊原因物質を削減できる船舶動力源の転換に挑戦しています。クリーンエネルギーと言われるLNG(液化天然ガス)を燃料とする船舶の開発です。
LNG燃料船開発計画
(2MB)
新型LNG船

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