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中期経営計画

中期経営計画の見直し
“K” LINE Vision 100 新たな挑戦

 当社の中期経営計画「“K” LINE Vision 100」は2008年4月に、2010年代半ば、また、当社創立100周年となる2019年を見据えて策定されましたが、リーマン・ショツク後の大きな経済環境の変化に対応するために2010年1月に見直しを行いました。今般、その見直し後の中期経営計画「KV2010」に掲げた計画を達成できたこと、また今後、エネルギー資源への需要や新興国の台頭など市場の構造変化や成長分野へ積極的に取り組む思いを込め「“K” LINE Vision 100 -新たな挑戦-」として計画を見直しました。サブタイトルである「新たな挑戦」には震災により大きな打撃を受けた日本復活への思いと、当社の伝統である“K”ラインスピリットの根幹である挑戦の意味を含んでいます。

 中期経営計画「“K” LINE Vision 100」ではメインテーマとして『共利共生と持続的成長』を掲げています。顧客、株主、取引先や従業員、社会と当社を取り巻くステークホルダーとともに利益を享受し、ともに成長を続けていくことのできる関係を目指すものです。今回の見直しでは、この目標実現に向けて掲げている5つの基本課題に加え、「安定収益基盤の拡大と持続的成長」「市場の構造と需要増に対応する戦略投資」を2つのミッションに設定し、その実現に努力していきます。

1. 「安定収益基盤の拡大と持続的成長」
 東日本大震災の影響もあり事業環境の回復度合いに差はありますが、世界経済は着実な回復を見せています。コンテナ船、ドライバルク、自動車船といった当社コア事業については着実な拡充を目指し、エネルギー資源輸送事業や重量物船事業においてはエネルギー資源需要の構造的変化をにらみ、新たなコア事業となることを目指して拡充に取り組み、収益基盤の拡大を図ります。
2. 「市場の構造と需要増に対応する戦略投資」
 中国、インドといった新興国の需要が拡大し、市場構造が変化し多様化するなか、機動性、柔軟性の高い船隊構築を目指すとともに、成長分野である新規事業への投資を進めます。2011年度においては当初の560億円を見直し、950億円規模を見込んでおります。このうち230億円は船隊の体質改善としてリース、傭船切れとなる中古船を買い取り、投資キャッシュフローの推移自社船隊に組み入れることで景気や需要変動時の船舶処分への柔軟性を高めていきます。
また、新規事業強化としてオフショア支援船、重量物船、ケミカル船などへの投資が370億円含まれています。これらの体買改善と、新規事業強化への投資を実施するとともに、財務基盤の強化に継続的に取り組んでいきます。

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